近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。
小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。
新撰組八犬伝には……出てきません。
貴重な小島資料館です。第二十代小島鹿之助の事績と、新撰組の資料を見ることができます。京都から年賀状を送っていたなんて、親密さを伺わせますね。古文書は東京都指定有形文化財にもなっています。研究成果の出版もされています。
ちなみに小島鹿之助自身、近藤土方について綴った「両雄士伝」を書き残しています。
佐藤彦五郎とは親戚筋で、三国志に習って、近藤とともに、義兄弟となったと。三人の中では、勇がもっとも若く、二人の名名主の影響をうけたことがうかがえます。
小島鹿之助は、佐藤彦五郎とともに、農兵隊を組織し(別働隊ですが)ともに訓練に励み、幕末の戦闘史に名を刻んでいます。甲州の戦いにも参加しようとしたみたいですね。近藤らの書簡や遺品をのこしてくれたのは、まことにありがたいことです。でも、佐藤彦五郎とかぶるしな……
小島鹿之助は、佐藤彦五郎とともに、農兵隊を組織し(別働隊ですが)ともに訓練に励み、幕末の戦闘史に名を刻んでいます。甲州の戦いにも参加しようとしたみたいですね。近藤らの書簡や遺品をのこしてくれたのは、まことにありがたいことです。でも、佐藤彦五郎とかぶるしな……