【睡眠作業用朗読】黒門町伝七捕物百話  七 邦枝完二「色娘」  ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

 

 

■テレビドラマ、伝七捕物帳原作
 捕物作家クラブに参加する作家によって、合同企画「黒門町の傳七捕物帳」は生まれました。『京都新聞』に連載されたシリーズで、野村胡堂をはじめ、著作権のきれているもののみ、読んでまいります。
 
私の読んだ全八巻の桃源社の巻末にはこうあります。
「捕物作家総動員! 大家新鋭が腕を競って同じ主人公、伝七と獅子っ鼻の竹を縦横に活躍させ、異色の中に新鮮味があふるる野心作揃い。京都新聞連載中の珍しい試みの捕物小説第シリーズ!」

 と銘打たれていますけれども、野村胡堂の初刊によせた言葉では
フランスの「ファントマ」イギリスの「セトストン・ブレーク」を参考にした大合作、大連作シリーズであったと。
 日本でも、江戸から明治にかけて、多くの作家によってつむがれた連作小説は、児雷也や弥次喜多の形であったわけですが。
 面白倶楽部に数回連載されたあと、舞台を「京都新聞」にうつしたようで、かなりの本数が書かれております。著作権の切れたものは限られているでしょうが、可能限り読んでまいります。よろしくお願いいたします。

■登場人物
黒門町の伝七……御用聞きの名親分
獅子っ鼻の竹……巨大な鼻がじまんの伝七の子分。
お俊……伝七女房
藤兵衞……油問屋太田屋の主人、労咳
お八重……藤兵衞娘
菊次郎……瀬川菊之丞のせがれ
タマ……からす猫
おいち……藤兵衞の後妻
松太郎……おいちの連れ子
金之助……薬種問屋鱗屋の次男
健太郎……藤兵衞の弟健蔵の息子で、典医の修行中。
仙吉……太田屋手代
おさだ……下女
太一……小僧
牧野真十郎……同心
安田源斎……医者
徳次……目明かし
佐平……通い番頭

■用語集
巳の刻……午前10時

■目次
0:00 からす猫
6:30 おいち
11:52 怪死
16:54 悲愁
23:50 頼みの綱
27:52 濱村屋
33:05 鐘の音
39:08 闇の中
43:24 花ぐもり
50:15 慈悲地獄

■再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqs4-_0zAQ33vlzAVu2hyuC

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