- 2023年3月1日
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【朗読 銭形平次捕物控】『南蛮秘法箋』野村胡堂作 作業用BGM・睡眠導入などに 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
南蛮秘法箋は、昭和七年『オール讀物二月号』に掲載されました。銭形シリーズとしては、十一作目にあたります。 野村胡堂の述懐では、【容易に罪人をつくらないこと、町人に愛情を持っていること、侍や遊び人を徹底的にやっつけること、明るくて健康的で […]
南蛮秘法箋は、昭和七年『オール讀物二月号』に掲載されました。銭形シリーズとしては、十一作目にあたります。 野村胡堂の述懐では、【容易に罪人をつくらないこと、町人に愛情を持っていること、侍や遊び人を徹底的にやっつけること、明るくて健康的で […]
■あらすじ 銭形平次捕物控 最初の長編で、昭和二十三年、報知新聞掲載。 短編とちがって、八五郎がちょっと有能。平次とのかけあいも楽しい作品となっております。 金貸しで人を食い物にする新助が、崖下に投げ捨てられた無残な姿でみつかった。 […]
兄の織部が決闘により死んだ。江戸の剣術修行から急遽もどった朝田隼人は、兄の死に不審を覚えながらも、流人村の改革に乗り出す。 流人村の木戸番には、兄を斃した西村半四郎がいた。 ■登場人物 朝田隼人……本編の主人公。兄の死後、流人村の木戸番頭となり、流 […]
1962年(昭和37年)12月 『文藝朝日』 藩の御定法改訂に反対した中所直衛は閑職にまわされていた。御定法を改訂以来、藩の奉行所は次々おこる問題に対処しなければならなくなった。 矢堂玄蕃は、要屋に訴えられたことで、詰め腹を切らされ […]
母子像 占領期の日本を舞台にした、久生十蘭、晩年の短編 鈴木主水で、直木賞を受賞したのが1952年のことですので、その二年後に書かれたことになります。1955年には第2回国際短篇小説コンクールで第一席に入選しています。 本作は、サイパン島の集団自決を […]
師匠のオンラインゆる体操教室 岡山駅元ゆる体操教室がオンラインに! わたしが長年師事している、小野勝之先生が、岡山を中心にゆる体操、ゆるトレーニングの指導を行っている先生なのですが、このたびオンライン教室を開講されました! ゆるトレに関しては、わた […]
リクエスト朗読 視聴者の方々のリクエストを朗読する本シリーズですが、第五弾は、 【もののけ】 山本周五郎、舞台を平安にうつして人間の欲望を描く。 つかみ峠のてっぺんにあらわれるというもののけ。この、もののけ、独りぼっちの人間を狙い、取り殺すのだ […]
ながれの中 YouTubeで、朗読連載してきた「樅の木は残った」もいよいよ最終回です。チャンネル開設いらい、約一年にわたる連載でした。今回は少し、YouTubeですでに配信してきた分ですが、一部抜粋で、こちらにて配信いたします。 宮本新八と原田甲斐が […]
最も映画化された主人公! ボヘミアの醜聞 19世紀後半に活躍したイギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの残した傑作探偵小説シャーロック・ホームズシリーズ 全世界でよみつがれ、いまだに映画化ドラマ化され続けています。 世界でたった一人 […]
梶井基次郎は、1901年明治34年に生まれた。没は1932年。わずか31年の生涯で、それゆえ、残した作品も20篇余りで多くない。 檸檬は、そんな梶井の代表作で、1925年の同人誌『青空』創刊号に掲載。このときは評判にはならなかった。 檸 […]
マシュー・ペリーの思惑 ペリー提督と言えば、幕末期における、もっとも有名な外国人――といってよいでしょう。 四隻の黒船を(内二隻は帆船)率いて来港し、夜も眠れぬ騒ぎを引き起こしたんですから、当時も今も日本人の記憶と記録に強く残っています。まあ、現 […]