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【日曜朗読劇場 銭形平次捕物控】 長編 八五郎女難/野村胡堂作 【朗読時代小説】 読み手七味春五郎  発行元丸竹書房 オーディオブック

  • 2022年9月11日
  • 2022年9月11日
  • 雑記帳
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■あらすじ
 銭形平次捕物控 最初の長編で、昭和二十三年、報知新聞掲載。
短編とちがって、八五郎がちょっと有能。平次とのかけあいも楽しい作品となっております。
 金貸しで人を食い物にする新助が、崖下に投げ捨てられた無残な姿でみつかった。平次はガラッ八をつれて捜査を開始するが、八五郎は事件にかかわる女たちにせめさいなまれて……

■登場人物
平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技
八五郎……ガラッ八。平次の子分。
お静……両国の水茶屋の看板娘。
駒吉……大入道の駒吉。野だいこといわれるやくざもどき。
お菊……駒吉の娘。
新助……佐渡屋支配人で、不人情のため人食鬼とおそれられる。
四郎……十九。佐渡屋の若き当主だが、新助のため、押し込めにされている。
お為……三十二三の年増。小唄の師匠だったが、新助のめかけに。
元吉……湯島の岡っ引き。四十男。
彦次郎……佐渡屋の遠縁。
お安……佐渡屋の下女。
嘉平……佐渡屋番頭
長七……佐渡屋の手代
お浪……佐渡屋長女。彦次郎と関係をもっている。
お愛……佐渡屋の娘。十七八。

■用語集

野だいこ……幇間、太鼓持ちは、芸妓をいかす座持ち芸人のことで、それにたいして、素人で太鼓持ちのまねごとをして世渡りする遊び人を野だいこといった。
果たし眼……ハタシマナコ・果たし合いのときの目つき。殺意のある目つき
細民……サイミン・下層階級の貧しいひとたち。
身上……シンショウ・身代、財産
公事……クジ・訴訟
下っ引き……正業を営みながら、情報の収集の協力をする人
便覧……ハンドブック
七つ半……五時前
てかけ……妾。関西方面の言い方の模様。
弁口……ベンコウ・口の利き方。口先のうまいこと
庇間……ヒアワイ・建て込んだ家の間の、庇と庇が接する狭いところ
お能の橋がかり……鏡の間(舞台袖)と本舞台とをつなぐ通路
ローズ物……ろうず物。傷や汚れで売り物にならないわけありの商品をさす。明治ころの言い方。
因業……インゴウ・因と業。頑固で思いやりのないこと
五つ……八時
海老錠……えびのように半円形に曲がった鍵
おくびょう窓……商店の店先の戸につくった小窓。閉店後に用いられた。
輪鍵……和状のかけがね。わかけがね
放縦……きまま、わがまま
豊艶……ホウエン・ふくよかで美しいこと
六つ……六時
五つ半……九時
四つ……十時
四つ半……十一時
口説……クゼツ・おしゃべり。弁舌。またはいさかい。
白丁……白鳥徳利。白い素焼きの一升徳利

銅壺……ドウコ・湯沸かし器
煎じ殻……江戸期の煎じ薬は、土鍋で煮詰めて、煮出した薬を服用した。煎じたあとの薬のカス。
十七八貫……六十五キロほど
韮山……伊豆、駿河、相模、武蔵国の幕府直轄地を納める代官。
土蔵相模……品川遊郭の相模屋。土蔵のようなナマコ壁であったため
六十六部……全国六十六カ所の霊場に、法華経をおさめる巡礼者
歌沢……三味線を伴奏にして歌う短めの歌
海鼠……精錬した金属を鋳型にながしたもの
二百五六十貫……一トン弱
総仕舞い……遊郭などを貸し切ること。
南鐐……南陵二朱銀、五百文に相当
湯灌……遺体を沐浴させて洗い清める儀式のこと
松井源水……江戸期から昭和の浅草の大道芸人。居合抜きなどで人寄せをして、歯薬などを売った。刀が通常より長いものを使った。

 

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