山本周五郎が描く、クライムノベルの傑作!「深川安楽亭」 オーディオブック

 

■あらすじ
 無頼者のつどう深川安楽亭。あの日転がりこんできた御店者の富治郎、岡場所で無銭飲食をし、袋だたきに遭っていたのだが、どうやら深いワケがあるらしく……
 無軌道な若者たちのふとみせた善意とその結末を見事に描ききった傑作短編! 小林正樹監督の手により「いのちぼうにふろう」として映画化!

■山本周五郎が描く友情物語「さぶ 再生リスト」
https://www.youtube.com/watch?v=xVzWAI-Ui0w&list=PLbLffmEwTDppJUCbZOiBOFAmMmmekBER_

■登場人物紹介
幾 造……安楽亭の主人。裏で抜け荷の商売をやっている。
おみつ……幾造の娘。

その客……安楽亭に一人で来る謎の男。
おつじ……その客の女房。

与兵衛……安楽亭の若者
定 七……安楽亭の若者
政 次……安楽亭の若者
由之助……安楽亭の若者(ゆのすけと読んでしまってますが、よしのすけです)
仙 吉……安楽亭の若者
源 三……安楽亭の若者

小 平……灘文の雇人。
権 六……女衒。

富次郎……質屋の奉公人。おきわと何とか所帯を持とうとする。
おきわ……富次郎の幼なじみ。岡場所に売られそうになる。
おろく……おきわの母。
亀 吉……おきわの父。

勝兵衛……吉永町の夜番。
岡 島……同心。安楽亭を付け狙う。
文五郎……灘屋の主人。

■用語集
九つ……午前零時
二布……フタノ並幅より二倍の幅の布
伝法……粗暴で無法な振る舞い。勇み肌であること
一膳飯……一膳飯屋。下級な飲食店。簡易食堂。大衆食堂
おんば……うば
とっつき……最初。一番手前。第一印象
砂礫……サレキ。砂と小石
捕方……トリカタ・罪人を捕らえる役人
燠……赤く怒った炭火。おきび。
澪木……船が往来するときの目印。
女衒……ぜげん・女を遊女屋に売ることを生業とする人。
荷繰り……にとり・荷物を並べる、探し出して運ぶ
さんぴん……三一侍の略。身分の低い武士をいやしんでいう。一年間の扶持が三両一分であったため。
折助……武家で使われた下男の異称。
あらたか……神仏の利益が際立っているさま
水押……ミヨシ・へさき。船首。
刺股……江戸時代罪人などを捕らえるのに用いられた三つ道具の一つ。

■目次
0:00 深川安楽亭 1
11:49 深川安楽亭 2
23:18 深川安楽亭 3
35:23 深川安楽亭 4
47:22 深川安楽亭 5
58:31 深川安楽亭 6
1:09:46 深川安楽亭 7
1:20:38 深川安楽亭 8
1:32:45 深川安楽亭 9
1:45:18 深川安楽亭 10

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