- 2024年2月19日
【朗読】山本周五郎アワー『美少女一番乗り』 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 1938年(昭和13年)4月 『少女倶楽部増刊号』 山本周五郎35才。毎月二、三の短編を発表。馬込の中心にいた尾崎士郎が中国戦線に去り(前年から日中戦争勃発)国家総動員令が施行されるなかで、「机にこびりついて、原稿を書いていた」。大衆娯楽 […]
■あらすじ 1938年(昭和13年)4月 『少女倶楽部増刊号』 山本周五郎35才。毎月二、三の短編を発表。馬込の中心にいた尾崎士郎が中国戦線に去り(前年から日中戦争勃発)国家総動員令が施行されるなかで、「机にこびりついて、原稿を書いていた」。大衆娯楽 […]
■あらすじ 一生をひやめし食らいですごすのか? 江戸時代に発生した究極のニート、それは強制的な物だった! 嫁も娶れず、仕事もなく、こづかいこそはもらっているが微々たる物で。ゆいいつの心の救いは、書物の収集という趣味のあること。ぼろぼろの本を安く買 […]
1944年(昭和19年)10月 『新武道』 改訂御定法のひな形となった作品。サムライにとって法とは何か? 政治家としての生き方もとう、周五郎の戦前文学の集大成。戦時中は、先生自身、理不尽なめにあったり、見聞きしたりしていたはずで、法に携わる者の生き方 […]
新少年 一九三七年八月号掲載。映画「フランケンシュタイン」が製作されたのは、一九三一年のこと。 本作は怪奇小説となりますが、その年の山本周五郎は三十作以上の短篇を書いており、時代小説としては、 ・お美津簪 https://www.yo […]
冒頭紹介の「ねじまげ物語の冒険」は、下記からご購入いただけます。 https://amzn.to/3D3hapm ■1956年(昭和31年)5月 『講談倶楽部』 岡場所に新境地を見いだしていた山本周五郎が描く男女の逃避行は、一筋縄でな […]
一、饒舌り過ぎる (おさん収録) 1962年(昭和37年)2月 『オール読物』掲載。 土田正三郎と、小野十太夫は、周囲もうらやむ親友同士。惚れる女もおなじになるぐらい息がぴったり合っていた。だが、十太夫の臨終にさいして、正三郎は会い […]
☆チャンネル登録お願いします →https://bit.ly/3vXvUDm 実力者であるがゆえに、藩政をほしいままにし、思いさまに生きてきた信夫杏所。遊びを優先したがゆうに晩婚であったが、その妻にすらまったく関心をもたなかった。その杏所が、御殿建 […]
大火事で両親らをなくした茂次は、大留をたてなおすために奮闘をはじめる。母をなくし、行き場をなくした幼なじみおりつを雇うが、彼女は火事で焼け出された子供たちを集めて、大留で養おうといいだす。 ぶっきらぼうだが、人情には厚い。若き大工の苦 […]
若かりし頃、家来とともに出奔した妻。その妻が、功成り名遂げた功兵衛の元に戻ってくる。御用金の不正流出の処理をしている真っ最中だった功兵衛はとまどう。功兵衛は事件を処理するために、妻さくらを死んだものとして処理していたからだ。 こじきを […]
1952年(昭和27年)12月~翌年7月 『四国新聞』に連載され、には松平健主演でドラマ化されております。 昭和二七年というと、山本周五郎自身「私の後半期の道をひらいてくれた」と語る「よじょう」の発表された年。この作品は、ラヴェル作の「ダフネスとク […]
久々の滑稽物です。 ■登場人物紹介 鴨部五郎左衛門……年寄役。藩でも有能な頑固者。怒ると、うるるるけふんの口頭運動を起こす 内田 圭之助……覚右衛門の三男。五郎左衛門の婿養子。文武両道と名高い。 八 重 ……五郎左衛門の娘。圭之助の […]
■第十五回「顎十郎、金蔵破りの一味となるお話」 これまで数々の難事件を解決し、大江戸一の御用聞きとまで言われるようになった顎十郎。今回の事件の被害者は、顎十郎ご当人! □久生十蘭の再生リスト https://bit.ly/3IGqS […]
こちらもchieさんリクエストということでお送りいたしますが、 樅の木は残った、に登場した亀千代君。当時は幼少だったわけですが、物語が終わった後も、この人の人生はあったわけで、山本周五郎先生、1938年(昭和13年)3月『婦人倶楽部』 […]
長岡藩随一の俊才で、若殿の信頼も厚かった男——織田久之助はしかし 鬼頭図書に出会ったことで、すっかり人が変わってしまう。英才ぶりは影を潜め、起居動作も、鈍くなってしまった。彼の才能は若くして涸れてしまったのか? 1945年(昭和20年) […]
1959年昭和三十四年発表作品で、三人の男女の感情の変遷を描いた名作。 ■登場人物 繁 次……指物職「指定」の職人。幼なじみのおひさを想っている。 おひさ……繁次の幼なじみ。 参 吉……蒔絵職「島藤」の職人。 源 次……繁次の父。 おゆり……繁次の妹 […]