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直木三十五AudioBook 【寺坂吉右衛門の逃亡】 朗読七味春五郎 発行元丸竹書房

直木三十五(なおき さんじゅうご、1891(明治二十四年)年2月12日 – 1934(昭和九年)年2月24日)本名は植村宗一です。

大12年、関東大震災に被災されているそうで、山本周五郎が明治三十六年生まれ。年は違うんですが、同じように震災を経験したんですね。そのこととは関係なく、読みます。

 

昭和5年~昭和6年に『東京日日新聞』『大阪毎日新聞』に【南国太平記】を連載。流行作家として活躍してまいります。作風は、時代小説から、時局小説、現代小説など幅広いです。

昭和9年、結核性脳膜炎で東大病院にてお亡くなりになりました。享年43歳。友人であった菊池寛が、翌年に【直木賞】を設立。現在まで続く文学賞の大家になっております。

 

『寺坂吉右衛門の逃亡』は、直木三十五の代表作の一つ、直木の歴史小説の特徴である「人間くささ」が前面に押し出された作品です。

 赤穂浪士の一人である寺坂吉右衛門の逃亡を描いています。他の義士たちはほとんど描かれませんが、当該の吉右衛門は「生き生き」と躍動!  綺麗事ではない、本当に足軽が義士に参加したら……イフとしての側面を見事に描く! 直木先生さすがです。

 

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