年末、忘年会などでみなさん無礼講を楽しまれたとは思いますが、この無礼講、言葉の起源は、鎌倉時代までさかのぼります
当時の貴族階級は、酒宴の席でも儀礼がやかましく、座席酌の順、杯の回数など細かく決められていました
当時、後醍醐天皇は、力をつけた鎌倉幕府を倒すため、武士たちを交えての密議を行うため、身分を超えた宴席を設け、密談の場としました
そこで後醍醐天皇が考えたのが、無礼講のシステム
細かい規則は抜きで、烏帽子法衣も脱ぎ捨て、薄着の美女に酌をさせ、山海の珍味と酒を尽くしたといいます
ところが、この企みは失敗で、首謀者は、処刑となりました
正中の変
といいます
無礼講で失敗するのは、昔からだったんですね(^-^)