学生時代にならった元寇には、蒙古襲来絵巻、なる物が載っていました
主役は、肥後の御家人竹崎季長
馬上の季長が、三人の蒙古人を相手に奮戦してます
蒙古兵より射放たれたる幾本もの弓矢
季長の側近くではてつはうが炸裂し、勇壮な絵巻物です
ところが、現在では教科書から、消えつつあるらしい
なぜか?
この絵巻、江戸期に修復されたらしく、原紙を台紙に貼り付けてあるのですが、継ぎ目が四センチもズレていた!
継ぎ目には、真ん中の人物が立っているのですが、原紙のズレにもかかわらず、人物にはズレがないのです
真ん中の兵士は、修復後の書き込みに間違いない
さらにほかの二人の兵士と、同じ塗料が使われており、三人とも加筆らしく、江戸期の改竄が、あちこちにあるそうです
もったいない話ですが、そんな理由もあって、教科書から消えつつあるんですね