- 2019年9月26日
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新撰組八犬伝 新撰組の保護者 小島鹿之助
近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。 小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。 […]
近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。 小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。 […]
ドードー鳥はデヨニール三世にとられてしまった。ナーシェルは生まれた時から一緒だった友だちがいなくなって、さびしいらしい。 ナーシェルたちだけでは、とても森はぬけられそうになかった。どこかで足をふみはずして、濁流におちこんでおしまいである。 みんながだまりはじめてしまったとき、 「うおー、うおー!」 なにやら腹の底にひびくような声がとどろいてきた。 「家政婦長が飯をつくってるんだよ」 とトラビスが説明した。 飯をつくるのに、なんでほえるんだ? と、ナーシェルたちはおもったが、あの家政婦長ならやりそうだった。なにせきちがいなのだから……。
その小さな家は、昔からわたしの住む町に建っていた。 大人たちは誰もその家を気にしなかった。目にとまることさえなかったように思うのだが、敏感なこどもたちはみんなその家をこわがっていた。とくに神社に神聖なものを感じたり、朝靄や夕暮れにきらめきを感じるようなこどもたちは。そうしたこどもたちは犬や猫の気持ちがなんとなくわかる。なにかの拍子には、目に見えない物が見えるようにもなる。なにか……きっかけさえあれば わたしがその家の外観を最後に目にしてから、二十年ばかりがたった。そのあいだ、あの家が――あそこにいた人たちが頭をはなれたことは一度もない。だから、子供たちには教えた方がいいと思うのだ。力のある場所はどこにでもあるし、噂になるには、理由があると。 そんな場所には、近づかないほうがけんめいだ。
新選組八犬伝。冒頭から、近藤勇がなくなります。この板橋での、処刑については、史実です。 近藤が捕縛された状況については諸説ありますが、 大久保大和と名乗り、それを御陵衛士の残党に看過されたのは、事実のようですね。 近藤勇の死没は、慶応4年4月25日( […]
コラム新撰組八犬伝の世界、特集ページを作成しました。七味春五郎が新撰組八犬伝について、四方山語っております。 縦書き特設ページもできました! 朗読動画もご用意しました □ 序 その処刑は、板橋宿――平尾、にて執り行われた。 夜間、である。 […]
突然の事故で両親をなくした牧村洋一は、預けられた擁護員でも虐待にあう。 悲しみにくれる洋一を助けにきたのは、ほら吹き男爵こと、ミュンヒハウゼン男爵だった! ミュンヒハウゼンは、洋一が、本の世界を守る最後の一族であり、そして彼の両親は伝説の書とよばれる本を守っていたことを告げる。 両親を殺したにっくき敵の名は、ウィンディゴ―― 狂った物語を元に戻すため、洋一は、ミュンヒハウゼン、侍の親子とともに、ロビンフッドの世界に飛び込んだ! 物語の世界を旅する少年の姿を描いたジュブナイル小説の傑作が、ついに開幕! サムライ対銃士、ロビンフッド対モルドレッドなど、夢の対決が、盛りだくさんの一冊です。
上原利菜は、不眠症と幻覚に苦しんでいた。おなじ頃、郷里の神保町では、殺人事件が頻発していた。そして、幼なじみの面々にも、同じ症状が起こっていたのだ――25年前の小学生時代――あの頃にも同じことが起こっていた。失われた記憶が少しずつだが、よみがえってくる。25年前、あの山で一体何があったのか? 世界の崩壊が再び始まる中、六人の仲間たちは結集し、勇気と信頼を寄せ集める。世界のねじまげに立ち向かうには、互いを信じる心を、力とすることだ。 モダンホラー「ねじまげ世界の冒険 第一巻」堂々刊行中!
WordPressに挑戦! WordPress、というものに、はじめて挑戦しております。これまで、ホームページはezhtmlというソフトウェアでつくってまいりましたが。あらたに、丸竹書房という出版社を立ち上げ、ISBNも取得。では、正式なWebサイト […]
丸竹書房ホームページを再度、刷新いたしました。 WordPressのプラグインに、smartスライダーがありますが、これをつかって、トップページにスライダーを配置いたしました。 明日は、いよいよ、ねじまげ物語の冒険 第一巻、書籍版の販売が開始されます […]
新選組八犬伝の主人公、奥村仁右衛門は、徳川幕府御家人、御徒組の侍ということになっています。幕末の時点では、洋式部隊に組み込まれ、幕末の戦争を戦っています。物語は、上野戦争から始まるので、この時点では、幕府はなくなっているのですが。 本人は、フランス伝 […]