AUTHOR

七味春五郎

  • 2020年8月18日
  • 2020年8月18日

朗読 山本周五郎作 「樅の木は残った 第一話 序の章」

舞台は、仙台藩伊達家  主題は、講談でおなじみ伊達騒動  伊達騒動は、史上三度あったわけですが(三つとも関連性があるわけですが)、こたびの伊達騒動は、いわゆる寛文事件。主人公は、この事件の幕引きを行った原田甲斐。  従来悪人とされてきた原田であります […]

  • 2020年8月18日
  • 2020年8月18日

朗読 梶井基次郎作 「桜の樹の下には」

1928年『詩と詩論』第2冊に掲載。作品集、檸檬収録作品。 結核の療養のため、伊豆湯ヶ島を訪れた基次郎は、川端康成の紹介で、湯川屋、に長期滞在するようになる。川端夫妻とともに、みた数々の桜と、一進一退する病状の中で、「桜の樹の下には」は着想されたと言 […]

  • 2020年8月18日
  • 2020年8月18日

朗読檸檬 梶井基次郎作

梶井基次郎先生の檸檬を朗読させていただきました。短編がほとんどの先生ですが、作品一つ一つが濃いですね。梶井作品は、朗読するとなお楽しいです。   梶井基次郎は、1901年明治34年に生まれた。没は1932年。わずか31年の生涯で、それゆえ、 […]

  • 2020年8月17日

夏目漱石 こころ 第一話

Podcastラジオ配信第一弾は、夏目漱石!  YouTubeで配信している朗読動画ですが、かなりの数になってまいりました。今回から、さらに便利にご利用いただくため、音声ファイルでの配信も行います。  題して、AudioBookRadio。テーマは、 […]

  • 2020年8月10日
  • 2020年8月14日

夭折した天才! 梶井基次郎

  梶井基次郎は、1901年明治34年に生まれた。没は1932年。わずか31年の生涯で、それゆえ、残した作品も20篇余りで多くない。 檸檬は、そんな梶井の代表作で、1925年の同人誌『青空』創刊号に掲載。このときは評判にはならなかった。 檸 […]

  • 2020年7月22日
  • 2020年7月22日

新撰組八犬伝資料――幕末の政治思想を調べてみた

幕末の思想 日本の中心は誰か? ・尊王論とは、国家の中心に天皇を据えようとする思想のこと。 ・佐幕論とは、徳川家を中心にした国家論体勢のこと。幕府を維持することを主眼に置いていた。  幕府を擁護する人たちと、天皇中心の尊皇派とは、当然対立していたんで […]

  • 2020年7月14日
  • 2020年8月10日

宮沢賢治の世界

宮沢賢治は、日本の詩人にして童話作家である。現在では著名な人物だが、生前はほとんど名を知られず、国民的作家となったのは、死後に応答宮澤清六や草野心平らの尽力により、賢治の作品は多くが発刊されることになった。生前、注目はあつめていたのだが、発刊されたの […]

  • 2020年7月9日
  • 2020年7月9日

開国男! 『マシュー・ペリー』 提督の真実!

マシュー・ペリーの思惑  ペリー提督と言えば、幕末期における、もっとも有名な外国人――といってよいでしょう。  四隻の黒船を(内二隻は帆船)率いて来港し、夜も眠れぬ騒ぎを引き起こしたんですから、当時も今も日本人の記憶と記録に強く残っています。まあ、現 […]

  • 2020年7月5日
  • 2020年8月14日

山本周五郎の世界

------------------------- ■樅の木は残った、の再生リストです。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDpqUxrw0aq2KZXpGx2ysC8bX ■山本周五郎の […]

  • 2020年6月30日
  • 2020年7月9日

中島敦の世界!

中島敦 中島敦は、1909年(明治42年)に生まれた。父母は学校の教員であり、中島一家は、祖父であり、儒学者でもあった中島撫山の影響から、叔父らもふくめて儒学や漢文に親しむ環境にあった(もっとも中島は英語力も高かった)。 一方で、転校を繰り返したこと […]

  • 2020年6月25日
  • 2020年7月9日

夏目漱石の世界!

坊ちゃんの朗読始まる!   夏目漱石による中編小説、坊っちゃんは、1906年、明治39年雑誌ホトトギスの付録として出された。元来の江戸っ子で無鉄砲を自覚する新米教師の活躍を描いている。  漱石自身が愛媛県尋常中学が教鞭をとっており、そのとき […]

  • 2020年6月25日

相田みつをの残した言葉

  相田みつをは詩人にして、書家。歌人・山下陸奥に師事した。 曹洞宗高福寺の武井哲応を生涯の師としている。 書家の師匠は、岩沢渓石。 技巧派の書家として出発した相田だが、三十才の頃には、独特の書体で、平易な文章を書くというスタイルを確立して […]

  • 2020年6月25日
  • 2022年4月5日

【文豪を朗読!】吉川英治 宮本武蔵の巻 

国民的作家、吉川英治の代表作!  主人公自体が著名人! もっとも売れた日本人作家といえば、この人の五輪書です。世界でもっとも売れた本は、聖書ですが。 国民的文学作家――吉川英治はこう呼ばれた。非常に広範な読者を獲得した人で、そんな吉川の代表作がご存じ […]

  • 2020年6月25日

志村けんの残した言葉

 志村けんさんが亡くなったときは、まだ仕事はなくなっていなくて、現場にいて少し休憩をして、コーヒーを飲みながら、チャイムの鳴ったスマホをとった。けんさんが体調を悪くして、数日前に入院したことは知っていた。じきによくなると思っていた。ならなかった。けん […]