綱吉の思惑

生類憐れみの令をしき、愚昧であるとの烙印を捺されてきた徳川綱吉

実際はそこまでの悪法ではなく、綱吉の悪評の数々も全くのデタラメであったという説は、ごぞんじでしょうか?

当時は戦国の気風が居残って、人は人命を軽んじ、平和な江戸とその治安はまだまだ実現できていませんでした。

綱吉はこうした人心のモラル改善を掲げたのであり、記録にも残されています

生類憐れみは、単に動物にむけられたものではなく、人も含めた、すべての生き物への慈愛を求めた物であり、その範囲には、馬の改良、重病人の遺棄、捨て子の禁止も含まれ、劣悪な牢獄環境にすら改善の目を向けていました。

法令が施行されて以来、人を殺すことはいけないこと、という風潮が生まれ、殺伐とした風紀は改められていきました

エスカレートしていったことで、かなり評価をさげたことも、あるのでしょうが、重罪になったものは、武士がほとんどで、年間数人でしかありませんでした。

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