江戸の裏長屋はあんなにせまくてなぜ平気だったのか?

長屋は狭い

三坪ほどの長屋が一般的でしたから、欧米人があんな環境でなぜ我慢したのかと不思議がるのも無理はない

ですが、江戸っ子たちは、町単位で生活していました

お風呂は銭湯、銭湯の二階は解放されていて、そこでおしゃべりをしたりしてくつろぐ、後は神社の境内で涼んだり

バスルームやリビングは、町にあって、長屋は寝室

部屋にいたって、プライベートを言い出す人も環境もありません

着の身着のままのその日暮らしが江戸庶民の姿です

介護も育児も町ぐるみで行って、親のいない子は町で面倒を見ます

大家とみれば親とも思えといいますが、長屋の衆が家族みたいなものだったのかもしれませんね

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