【木曜山本周五郎アワー】『内蔵允留守』朗読時代小説  読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

剣の秘奥を求めて、別所内蔵允を訪ねた虎之助は内蔵允の不在を知る。留守宅に居座っている侍たちに追い払われた虎之助は、付近で出会った老農夫の宅で、内蔵允の帰りを待つことにするが。

■登場人物
岡田虎之助……剣術の秘奥を求めて、別所内蔵允を訪ねる。
別所内蔵允……天真正伝流の剣術の名人。隠棲中で行方が知れない。
弥 助  ……別所家の留守を守る老人。
閑右衛門 ……農家の老人。虎之助の下宿先
奈 美  ……閑右衛門の孫娘。
神谷小十郎……内蔵允の留守宅に居座っている侍の一人。
近藤 斎 ……虎之助の師匠。

■用語集
砂礫……サレキ・砂と小石
盛名……りっぱな評判。
隠棲……俗世間を逃れて静かに住むこと。またその住まい。
閑雅……カンガ・景色などが物静かで趣深いさま
鬢髪……ビンパツ・頭髪
草鞋銭……旅費としての僅かな金
双頬……ソウキョウ
町歩……チョウブ・田畑や山林などの面積を町の単位で数える。
蔬菜……ソサイ・野菜。青物。
窺知……キチ・うかがい知ること。
挙措……キョソ・立ち居振る舞い
一木一草……極めて僅かな物のたとえ。
無窮……ムキュウ・果てしないこと。無限。永遠。

■この動画の目次
0:00 一
6:02 二
12:21 三
18:12 四
24:07 五
31:57 六

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