- 2019年10月10日
- 2020年2月17日
最後の大名 林忠敬 その一
Twitter投稿記事をまとめております。 さて、歴史物を書くに当たって、いろいろ勉強せねばと、カキカキしているこのツイッターではございますが 、今回最後の大名が目につきまして、こちらを、ちょいと語りたいと思います。 最後 […]
Twitter投稿記事をまとめております。 さて、歴史物を書くに当たって、いろいろ勉強せねばと、カキカキしているこのツイッターではございますが 、今回最後の大名が目につきまして、こちらを、ちょいと語りたいと思います。 最後 […]
北白川宮能久親王 が、そろそろ物語に関わってきますが、 輪王寺宮が天皇として擁立されるという噂 は、上野戦争の頃から流れていました。実際に画策する者はあったらしく、 江戸脱出を助けた榎本武揚も、南北朝の頃のような申し出をするものがあって […]
消防官の文吾は、異様な火災現場に遭遇する。火種もないのに、超高温にかした部屋。黒ずみと化した両親。 そんななかで、汗ひとつかかずに立ち尽くす三歳の幼児。少年は両親に虐待を受け、ファイヤースターターの能力を開花させていた。 文吾の目の前で、高橋は消防服の内側で生身を焼かれるという悲惨な死に方をしてしまう。文吾たち現場にいた消防官は、少年の力を疑うが、上司らは誰も信用しない。事件は未解決のまま、少年は親戚の家に引き取られる。 文吾たちは少年の身元で事件が起きはしないかと注意を払うのだが。 そんな中、第二の火災という最悪の事態が勃発してしまう。 文吾たちは廃校で少年と対峙する。トランス状態と化した少年は、文吾らにも耳をかさず、攻撃をしかけてくる。消防官対ファイアースターターの戦いがはじまる。
「お前も托羽にさえ見初められなければこんなことにはならなかったのにねぇ」 羅刹女が口許をゆがめ語りかけてくる。 「あながちそうとも言えぬ。こうしてお主たちの悪業を食い止めることができるのだからな」 三蔵の言葉に、羅刹女は声をけたてて笑った。 「おかしなことをいうじゃないか。東大寺で、宝玉を奪われるのさえ止められなかったお前たちに、止められるかねぇ」 「止められるとも、私と弟子がさせるものかっ」 三蔵の腹の据わりように、羅刹女の目が冷えた。 「気に入らない女だね。女はふるえるぐらいがいいのさ」 「手前は出家の身だ。女も男もない」 「じゃあ、なぶり殺しにしても、かまわないね」
おまもりさまに戻った上原利菜は、仲間たちとはぐれ、森の奥深くに取り残されてしまう。そこで彼女が見たものは、古びた御堂と銅の鏡だった。 二十五年のときを経て、二つの物語が複雑に交錯する。 鏡を通り抜けた利菜が見たものは、ねじまげられた世界とわるいものに苦しむ少年たちだった! ジャンルミックスの傑作、「ねじまげ世界の冒険 第二巻」がついに刊行! Amazonでのレビューも、よろしくお願いします(^o^)
第一輯にして、大石鍬次郎の登場です。 父親は、大石捨次郎。一橋家家臣。 事情(女性問題とも)により、生家を飛び出した大石は、日野の大工、鈴木亀吉という棟梁さんについていました。 そのとき、佐藤彦五郎の屋敷の普請に関わった縁で、天然理心流を学びはじめた […]
江戸での沖田総司は、千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で療養していたそうです。両親を幼くして亡くし、母親代わりとなって育ててくれた姉ミツも、夫林太郎とともに、庄内藩に去った後です。史実では、総司を看取った家族はいなかったようです。 新撰組八犬伝では、病床の沖田 […]
近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。 小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。 […]
ドードー鳥はデヨニール三世にとられてしまった。ナーシェルは生まれた時から一緒だった友だちがいなくなって、さびしいらしい。 ナーシェルたちだけでは、とても森はぬけられそうになかった。どこかで足をふみはずして、濁流におちこんでおしまいである。 みんながだまりはじめてしまったとき、 「うおー、うおー!」 なにやら腹の底にひびくような声がとどろいてきた。 「家政婦長が飯をつくってるんだよ」 とトラビスが説明した。 飯をつくるのに、なんでほえるんだ? と、ナーシェルたちはおもったが、あの家政婦長ならやりそうだった。なにせきちがいなのだから……。