山本周五郎の人情もの 『おさん』全文朗読  読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

 

■あらすじ
1961年(昭和36年)2月『オール読物』
ほれあって結婚したはずだが、おさんの性癖にいやけのさした参太は、おさんを江戸に残して上方へ旅立ってしまう。一人残されたおさんは、男をわたりあるくようになる。

■登場人物 参太……大茂の大工。腕の立つ職人で、おさんとの結婚生活に見切りを付け、上方へ出て行く。 おさん……参太の女房 辰造……参太の弟弟子で、おさんと浮気をする おふさ……参太とともに、江戸へむかう。 宗七……参太の弟分。 作次……板前。おさんと暮らしたことがある。 伊三郎……大水で家族が死に、以来放浪している。 岩吉……遊び人。おさんの最後の相手 おとよ……船宿「船正」の女主人。

■用語集
なか……新吉原
たとう紙……懐紙
鉄火場(てっかば)……博打場
十能(じゅうのう)……炭火を入れて持ち運ぶ道具
極微(きょくび)……きわめて小さいこと。ごくび。
攣縮(れんしゅく)……けいれん性の収縮
収斂(しゅうれん)……ちぢむこと。引き締まること。
哀楽(あいらく)……悲しみと楽しみ
譫妄(せんもう)……外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚・妄想・麻痺などをおこす意識障害。
呻吟(しんぎん)……苦しんでうめくこと
おひろい……歩くことをいう尊敬語
被布(ひふ)……着物の上にはおる上着として着用。
平生(へいぜい)……ふだん。いつも。つねひごろ

やつくち……女性または子供用の着物の脇明き。
軽子(かるこ)……雇われて荷物を運ぶ人。
新香(しんこ)……新しい香の物。新漬け。漬物。
土饅頭(どまんじゅう)……土のまんじゅうのように小高く盛り上げた墓。塚

 

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