ワンピース、小紫の元ネタは?

漫画ワンピースに出てくる花魁小紫

この美しい花魁にはモデルがいて、それが平井権八と恋仲であった、小紫である、というのですね

平井は、歌舞伎白井権八のモデルになった人

鳥取藩、平井正左衛門という藩士の息子で、この父の同僚を斬って、十八の年に逐電してしまった、という来歴を持っています

もともと、剣術柔術の達者で、美男であったと言います。江戸で武家の奉公人となり、吉原に通ううち、三浦屋のたゆうと馴染みになりました。これがくだんの小紫!

ですが、平井のお給料では、小紫には会いに行けません

平井は逢瀬のためにと辻斬りを働きます

七年の間に斬った人数は、132人!

権八は、虚無僧になって郷里を訪れますが両親はすでに死去しており、大阪で自首をしました

厳しい詮議の後、権八は、鈴ヶ森で磔となります

遺骸は目黒東昌寺に葬られました

そこへ供を連れた二十一才ばかりのうら若き女

住職に五両の供養を差し出した後、権八の墓に向かい手を合わせていましたが、やがてその場で自害をしてしまいます

それが三浦屋太夫、小紫でした

小紫の心伊達は、江戸っ子の心をはっしと打って、若い二人の物語は、幡随院長兵衛をからめた歌舞伎として広まります

お若えのお待ち合わせやし

待てとおとどめなされしは、拙者が事でござるかな

のセリフで有名ですね

今でも目黒には、この二人の比翼塚があります

一度訪れてはいかが?

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