田んぼを植えきれなくて困っていたおばあさん。そこへ男の子がやってきて、手伝ってくれます
無事に田植えを終えて、いなくなった男の子を探していると、村の入口にあるお地蔵の裾が泥まみれに
田植え地蔵の逸話ですが、お地蔵さんは、閻魔様のこと
地蔵菩薩ともいわれ、地獄と極楽をつないでいます
お地蔵さんは、町や村の境界、街道の入口にたっています
町や村を守るだけでなく、旅人の道中も見守ります
江戸は、庶民の時代で、庶民の掘った石仏が急速に増えていきました
その分身近な仏さまで、よだれかけや、蓑笠をかぶせたりします
親元を遠く離れた子供を思ってお供えをします
このお供えが、旅人の救難食でした
ひもじいとき、お供えをとってもとがめる人はいません
もちろんとられたお地蔵様も