エビの天ぷら。うまいですよね。天丼なんて最高!
でも、尻尾はたべますか?
ぼくはもともと食べない派だったのですが、食べる派の方には悲しいお報せ。
エビの尻尾がなにでできているかというと、主成分はキチン質。じつはこのキチン質、ゴキブリの羽を構成している成分でもあるのです。つまり、エビの尻尾とゴキブリのはねは、成分上おなじもの!
エビの尻尾を食べるのも、ゴキブリの羽を食べるのもおなじことなのかというとそうでもなく。実はキチン質は、カニの甲羅にもふくまれていますし、トンボやカブトムシの身体も構成しています。いずれも食べ物ではありませんけども。
エビの尻尾食べる派には朗報。
エビの尻尾は、栄養優良食品なのです。
その成分は美容健康に役立ち、悪玉コレステロールをはがし、カルシウム、食物繊維も豊富。
エビの赤色をふみだす天然色素、アスタキサンチンは眼精疲労を解消してくれるので、眼にもいい!
動脈硬化も予防してしまうすぐれものなのです。食べ過ぎ注意。
食用以外にも、鋼鉄並みの強度をほこる、キチンナノファイバーの原料にもなっています。
エビの尻尾、万能か?
でも、私は食べません。