ヒートテック実情

はやりのヒートテック。薄くて暖かいので、大工仕事にも向きますが、どういう仕組みなんでしょうね?

調べてみました。

ヒートテックの仕組みは、繊維にあります。

人から出る汗などの水分を吸収して発熱する仕組みです。

人間の身体からは常に水蒸気が出ています。成人男性で一日に0.55リットル程度

運動しているときの汗などとは違うため、感じることがないのです

水蒸気が液体に変わるときに、熱を放出します。これが、凝縮熱。

ヒートテックには、吸湿性の高い繊維が使われており、これを吸湿発熱繊維といいます。

乾きにくい素材になりますので、スポーツなどには向かないみたいです。

吸湿性が、高いため、肌の乾燥を招き、肌荒れやかゆみの原因になることも。

ヒートテックの外側は、マイクロアクリルになっています。髪の毛の十分の一の細さの糸で、この糸の隙間に空気の層がたくさんあります。この空気の層が、断熱効果を発揮して、体熱や、吸湿発熱が外に逃げないようにしています。

ダウンジャケットなども、同じ仕組みで、断熱保温に優れています。

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