お江戸大奥事情

下っ端はつらいよ

女中にもあったお目見え以下

町屋から採用された端た女中は、お目見えの資格はありませんでした

俸給は、たった三石ほど。頭分の御末頭が二人、お使い番、火の番が十三人ずつ

この下に、御末と呼ばれる人たちが五十人。二石。

さらに、御犬子供と呼ばれた女中が最下級になり、約百二十人。この人たちは、なんと無給です

お目見え以下、以上を合わせて、五百から、千人程度いたそうです。

大奥三千人というのは、最も多かったときだそうです

無給というのも、大変ですが、大奥にいたというだけで箔がつき、良家にお嫁に行けたそうです

大奥御殿

さて、定員には増減がありましたが、大奥の広さは常の物

本丸建坪の六十パーセントを占め、六千三百十八坪!

内部は、三つの区切りがあります。

御殿向―将軍の家族がいるところ

長局向―女中の宿舎になります

御広敷向―事務局

となっております。長局に、奥女中は、個室をもらっており、部屋子と、同居しています。

御年寄には、中二階のついた四室があてがわれ、廊下を挟んでトイレと浴室がありました。裏長屋とは雲泥の暮らし。

役向きが、下に行くほど、個室は狭くなり、風呂も、共同になります。

若い娘さんですので、お風呂の中では、はしゃぎ騒がしかったとか

いちばんはしに、御犬子供の、休息所があり、その側にあるのが「七つ口」

七つ、午後四時に閉まるので、そう呼ばれています。

男の商人も出入りし

「七つ口、男をおいしそうに見る」

見られてみたいもんです

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