菊池寛『藤十郎の恋』 【朗読時代小説】作業用BGM・睡眠導入などに  読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

 

■あらすじ
 坂田藤十郎と中村七三郎の、芝居合戦に端を発し、自らの芸を打ち破ろうとする藤十郎は、新たな芸の工夫をうちたてんと、宗清の女房お梶に、芝居をしかけるが。
 芸の業のために生まれた悲劇を描いた、菊池寛の代表作。

■登場人物
坂田藤十郎……サンガ津の総芸頭とうたわれる、傾城買の名人
中村七三郎……江戸歌舞伎の統領として、京に上る。
切波千寿……若女形
宗山清兵衛……宗清亭主
お梶……清兵衛の女房

■用語集
河水(かすい)
越路(こしじ)……北陸道の古称
三ヶ津(さんがつ)……江戸、大阪、京をさす
やつし……やつしの美、やつすが、変化した語。日本文化の基底にある美意識。歌舞伎では、遊里に入れこんで、身をやつした主人公を持つ演目を「やつし事」と呼んだ
才牛……市川團十郎の俳名
随市川……随一と市川を合わせた語
実事……歌舞伎の、すぐれた人物の精神や行動を写実的に表現する演技
汀勝り……際立ってすぐれていること。水際立つこと
竜骨車……揚げ水機
紙衣……紙子紙で作られた衣服
看取(かんしゅ)……見てそれと知ること
弥生狂言……三月に上演する狂言。
御身様(おみさま)……あなたさま。おまえさま。
大経師(だいきょうじ)……表具師
密夫(みそかお)……密かに人妻と情を通じる男
色子(いろこ)……舞台子
演活(しいか)
連舞(つれまい)……同じ振りの舞を二人以上の人が一緒に舞うこと。
かつふつ……まったく。まるで。
飈風(ひょうふう)……つむじかぜ
夜着……寝るときに上へ書ける夜具。かいまき。着物の形をした大型の掛け夜具
貞淑(ていしゅく)……女性の操が硬く、しとやかなこと。
美顔(びがん)……美しい顔
別儀(べつぎ)……ほかのこと
寸時(すんじ)……わずかな時間。寸刻。
てんごう……ぶさけること。いたずら。冗談。
かまびすしく……やかましい

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