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最後の大名 林忠敬 その一
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さて、歴史物を書くに当たって、いろいろ勉強せねばと、カキカキしているこのツイッターではございますが
、今回最後の大名が目につきまして、こちらを、ちょいと語りたいと思います。
最後の大名、林忠敬のいた請西藩には、ちょっと変わった風習がありまして。 年末になると、藩士みんなでうさぎ狩りをやってたんですね みんなといっても、一万石ですから、六~七十人程度なんですが、なんでそんなことすんのか?
徳川、林家の先祖のお話
その理由は林家のご先祖様にあります。 とある戦いに敗れて、流浪を続けていた世良多親子。松平家の遠祖といわれている人たちです。清和源氏の系統です。 この親子を、林家のご先祖が助けてかくまったんです。 寒い夜でした。ご先祖の光政は、自ら猟にでると、兎を吸い物にしてふるまいます。 のちに三河を征服した世良田氏は、このときの恩を忘れず、光政を侍大将に招いたのです。 さらに毎年の元旦、卯の刻になると、一番盃と兎の吸い物を与えるという粋な計らいをしました。
献兎賜盃を続ける男たち
それは光政の代だけではなく、 家康の代も、天下人になった後も、果ては江戸期を通じ幕末にいたるまで変わりませんでした。 林家は譜代旗本として三千石をたまわり、徳川家に仕えます。ところが、十一代将軍家斉のころ、林忠房が若年寄まで出世し、加増につぐ加増。気に入られてたんですね。 ついに大名にまでのぼりつめます。
時はめぐって幕末――
三代目藩主忠交は、安政六年に伏見奉行に就任します。ということは、坂本龍馬の寺田屋事件なんかもかかわってるんですね。ただ、よほどの激務であったのか、慶応三年在任中に伏見にて亡くなります。 ここで、四代目藩主となったのが、最後の大名、林忠敬です。 つづく
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