スンダランドとは?

東南アジアから、周辺の島々が範囲。マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオなどが範囲となります。

現在は海面に沈んでいるものの、その水深は百メートル以下と浅く、氷期には大地が顔を出し、平野を形成していたのです。

日本でも氷期にき、北海道が樺太と地続きとなり、ユーラシアの大陸と地続きとなっていましたが、そんな感じで、タイの南の海域には広大な土地が広がり、110万年前から30万年前の長きにわたって、原人たちを育んでいたわけです。ジャワ島では、毎年のように化石が発掘されていますしね。人骨が化石となりやすい土壌なんでしょうか?

紀元前70000年前から、おなじく紀元前14000年前にもウルム氷期というものがあり、スンダランドは再び陸地化します。スンダランドはモンゴロイドの故郷であり、アフリカを出た後の現生人類は、ヒラマヤ山脈の南方を経て、スンダランドに到達した――というのが定説のようです。

 氷がとけ、後世スンダランドとよばれる平野は縮小していき、モンゴロイドの祖先は、シベリアにいったり、アメリカ大陸にいったり、太平洋の島々にわたったり(居残ったのか?)、オーストラリアに散らばったりしました。

スンダランドの最盛期には、熱帯雨林も広がっていたとされ、当時の人類を育むのに十分な環境だったのでしょう。スンダランドの名残で、ボルネオ、スマトラ、ジャワの三島には、共通の川魚が現在も生息しているそうです。スンダランドがあったころは、つながった河があったのですね。

このスンダランド人が、縄文人の起源という説をとなえる人もあるようですが、遺伝的には必ずしも似通っているとは言えず、最新の研究が待たれるところです。

 

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