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七味春五郎

  • 2019年11月18日

沙悟浄の正体

沙悟浄さんは、河童の妖怪 けれど河童は日本の妖怪であり、原作の中国では、登場しません 沙悟浄は、天界の役人だったのですが、天帝の宝を壊したために追放されてしまうのです 沙悟浄は、流沙河にたどり着き、旅人を食らう妖怪にまで身を落とします あるとき旅人を […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

縄文人の釣り針

縄文人が、釣りを行ったことは、知られていますが、彼らの釣り針は、鹿の角やイノシシの牙からつくったもので、現在の物よりはるかに大きいです この不格好な、釣り針で果たして、大漁旗は揚げられたのかいかに? 松江市の縄文遺跡には、縄文人が食べ捨てた魚の骨が出 […]

  • 2019年11月18日

消えたオリンピック競技

2020年東京五輪 野球とソフトボールが、復活ですが、1900年に、採用されたのが、魚釣り これが、四年後の第三回大会では採用されず、復活しないまま現在にいたっています 釣り上げた魚の重量を競い合ったそうですが、復活は、ないかなあ〜

  • 2019年11月18日

道真の苦手な物

学問の神さまといえば、菅原道真 さぞかし成績もよろしかろうと思いきや、分掌得業生という最終試験では、相当手こずり試験結果は中の上 地震を弁ず、というテーマであったと伝わっていますが、理系は苦手だったんでしようか? 道真を身近に感じます……

  • 2019年11月18日

砂漠の洪水

中国のゴビ砂漠 といえば世界で四番目の大きさを誇ります そんな広大砂漠で、大洪水が起こると聞けば、あなたは信じますか? 砂漠の近くには天山山脈があります 夏でも雪が残っております この雪解け水が、地下水脈を伝っています 巨大山脈の雪解け水がオアシスか […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月20日

七味唐辛子!

鍋の季節ですが、欠かせないのが七味唐辛子! この唐辛子、発祥は、江戸になります 1625年、江戸の薬研堀で生まれました もともとは、漢方薬を題材に作られましたが、全国に広まる課程で、成分が土地土地に合わせて変化していきました 七味のレシピは、決まって […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

スフィンクスと27人のサムライ

1864年(元治元年)二月のこと 27名の侍が、スフィンクスと一葉の写真に収まりました 彼らの正体は第二次遣欧使節団 横浜開港をなかったことにする、という幕府の無茶ぶりを受けて、フランスに向かった人たちです 34名でしたが、7名が観光は不謹慎と、同行 […]

  • 2019年11月18日

根頭見ペケペケ

水木しげるがもっとも好きなキャラと述べるねずみ男 このねずみ男、日本の妖怪ではないのです ハンガリーからやってきたドラキュラ四世の使用人で、つまりはハンガリー出身 本名も 根頭見ペケペケ 人間界と地獄の中間で生まれたペケペケ(クソという意味) 現世に […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

万有引力林檎

万有引力の発見 ニュートンの偉業がリンゴから生まれたことは有名です そのリンゴの木は今も残っていて、東京大学に枝わけされたものが、日本全国に広まっています ところが、このリンゴ おいしくないのです ニュートンの時代は、リンゴを食べる習慣がなく、品種改 […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

鎖国か海禁か。

鎖国という迷走 鎖国という言葉は、江戸期の対外政策を示すのに、全く適切な言葉ではない―― 学者間では、二十年以上前から言われ続けてきたそうですが、テレビの影響などで浸透して参りましたが、実際の所、なぜ鎖国という言葉がうまれ、ここまで広まったのでしょう […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

鉛玉の行方

種子島以来、大量の鉄砲を製造した戦国日本ですが、鉄砲玉は、それ以上に必要だったはず 国内だけでは、鉛が足りず、遠くメコン川流域からも輸入していました 信長も秀吉も、鉛の確保には苦労したのかもしれませんね

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

地芯上空6000キロの逆

高岡先生が大事に使えと教えてくれた「地芯上空6000キロ」のフレーズ サッカー本にも、よく出てきます では、我々の上空、宇宙までの距離はいかほどなのでしょう? それは、東京〜熱海間と同じ 100キロ先は、宇宙である、と定義されています 以外と近いんで […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

高血圧野郎

高血圧ranking第一位は、キリン! ではないんです キリンもかなわぬ高血圧のおうじゃは、七面鳥で、上が300下が200 鳥類の血圧は総じて高いらしく、ニワトリも、200超えです ちなみにキリンは、上が260下が160と行ったところ 高い位置にある […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

姓名の行方

主人公の名前が、仁右衛門 この衛門、や、兵衛 歌舞伎以外では、なかなか名前につけなくなりました もともとは、朝廷の、衛士につけられた官名でした 中世ごろに庶民が名乗りはじめ、室町期には定着 江戸時代には、名前の半数が、右衛門、左右衛門、兵衛でありまし […]

  • 2019年11月18日
  • 2020年2月17日

大江戸お子様事情

江戸時代の乳児死亡率は、千人につき二百人前後 大正時代から、急速に下がって、現在は、千人につき三人になりました その分が平均寿命に現れているわけですが、成人を迎えられたのは、半分ほどであったそう 七才までは神の内、といって、江戸っ子たちは、子供を大切 […]