1928年『詩と詩論』第2冊に掲載。作品集、檸檬収録作品。
結核の療養のため、伊豆湯ヶ島を訪れた基次郎は、川端康成の紹介で、湯川屋、に長期滞在するようになる。川端夫妻とともに、みた数々の桜と、一進一退する病状の中で、「桜の樹の下には」は着想されたと言われている。
基次郎は、1928年に湯ヶ島を去った。
詩と詩論の寄稿依頼にこたえるため、執筆をはじめるが、結核の病状はかなり進行していたようである。
伊藤整は執筆以前に、「桜の樹の下には」の内容を直接聞いていたが、できあがったものはかなり短くなっており、結核による体力の削少の影響があったのかもしれない。
基次郎は、これを詩ではなく、小説であると語っていたという。
-------------------------
七味春五郎と丸竹書房の活動を知りたい方はこちら
■https://linktr.ee/harugoroshichimi
ーーーーーYouTubeもよろしく-----
audiobookチャンネルでは、七味春五郎の著作の朗読をメインに行っています!著作権切れの作品の朗読も行います。
現在、講談の技法を朗読にとりこめないかと、日々研鑽を続けております。
登録は、コチラ↓
■https://www.youtube.com/channel/UCeTnkaLU8_MAMSdMFVrf1dw
ーーーーー丸竹書房ホームページはこちらーーーーー
サイトでは、雑学や歴史の記事の他、七味春五郎の著作を、公開。Kindle版やPOD書籍の販売も行っています。
ーーーーーSNSはこちらーーーーー
■Twitter
□https://twitter.com/4buyGc8edqzBJWJ
■Instagram
□https://www.instagram.com/harugoro.shichimi/?hl=ja