夏目漱石の世界!

坊ちゃんの朗読始まる!

 

夏目漱石による中編小説、坊っちゃんは、1906年、明治39年雑誌ホトトギスの付録として出された。元来の江戸っ子で無鉄砲を自覚する新米教師の活躍を描いている。
 漱石自身が愛媛県尋常中学が教鞭をとっており、そのときの体験をもとに書かれている。このとき同僚だった数学教師の弘中又一 がモデルと言われている。ちなみに山口県湯野村の人だから、江戸っ子ではない。

 漱石は本作を十日足らずで書き上げたそうで、よほと乗りに乗って書いたのだろう。文章に勢いがあって、逆に映像化では、この文豪の勢いを表現できていない、とは、井上ひさしの弁。

 漱石自身は、慶応三年、江戸の牛込に生まれている。幼い頃に養子に出されており、養母は夏目家の奉公人であったやすという女性。きよのモデルであったかは定かではない。一高時代の親友・米山保三郎の祖母・米山清がモデルと言われているようだ。

 このきよの墓は、文京区千駄木の養源寺にほんとにある。
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■坊っちゃん目次







いずれひとまとめにする予定ですが、しばらくお付き合いください
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夢十夜

 

ここまで読み上げた、夢十夜全編を一つにまとめてみました!

 書かれた時代は明治も41年のこと。とくに、第一夜から第五夜までは、「こんな夢を見た」の書き出しではじまり、第十夜までつづきます。

 朝日新聞に、7月25日から8月5日にわたって掲載され、さまざまな時代の十の幻想的物語がつづられています。一つ一つの物語は独立しておりますが、共通する言葉もみられ、果たして文豪夏目漱石はなにをねらっていたのか、深読みしたくなる作品でもあります。

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