三遊亭圓朝師匠の牡丹燈籠を全文朗読中!

毎週水曜にお送りしております、水曜の怪談朗読ですが、今週は三遊亭圓朝師匠の残した牡丹灯籠の配信を開始いたします。
 いつもの文豪の作品ではなくて、この方は落語家で、作品も明治の速記なんですね。新聞に連載されたそうでこれが大流行! この牡丹燈籠は25才のときの作品だそうで。
 昔、文章読本などを読んでいて、言文一致運動のはじめに、噺家のしゃべりを参考にした、という一文を読んだことがあったんですが、この方のことだったんですね。二葉亭四迷が、取り入れたそうで、ずっと気になっていたので、このたび朗読させていただきました。

 初代橘家圓太郎の息子にして、本人も三遊派ので宗家であります。

■登場人物
飯島平太郎=後、平左衛門
飯島平左衛門=平太郎の父
黒川孝蔵=平太郎に斬られる
藤助=飯島家僕
お国=平左衛門のめかけ
お露=平左衛門の娘
お米=お露の女中
山本志丈=医者。新三郎の友人。
萩原新三郎=浪人。お露と相思相愛となる。
黒川孝助=黒川孝蔵の息子。父の仇を狙う。
伴蔵=店子
お峰=伴蔵の妻
宮邊源次郎=飯島家、隣家の息子
相川新五兵衞=お徳の父
お徳=孝助の妻。孝太郎をうむ。
白翁堂勇斎=人相見
良石和尚=孝助に予言を託す
孝太郎=孝助とお徳の息子
おりえ=孝助の母

■用語集
浅葱(あさぎ)……緑がかった薄い藍色
差表差裏(さしおもてさしうら)……刀を腰に差したときに、体より外にくる方が、差表
天水桶(てんすいおけ)……防火用に雨水をためておく大きな桶。
打擲(ちょうちゃく)……打ちたたくこと。殴ること。
番木鼈(まちん)……健胃、強壮の薬だが、犬鼠を殺すのにも用いられた。犬に噛まれたときにも使った。
白井権八……江戸初期の鳥取藩の武士。講談歌舞伎などに登場。平井権八
横行(おうぎょう)……おうこう。ほしいままにはびこること・
癇癖(かんぺき)……怒りっぽい性質
つくねん……何もすることがなく、一人でボンヤリとしている様。
生酔い本性違わず……酒に酔っても、人の本性はかわらないこと
中身(なかご)……刀の柄に入る部分
焼曇(おち)……日本刀の焼刃模様
ぼうし尖……刀の切っ先
自身番……町内警備のために設けたられた番所
掌中のたま(たなぞこのたま)……自分の一番大切な宝。妻や子どもをさすこと多し。
古方家(こほうか)……漢方医の一派
お幇間医者……人の機嫌をとるだけのやぶ医者
百眼……顔のうわ半分につかうお面
臥竜梅……梅の一品種
梅見れば方図がない……上見れば方図がないのダジャレ。上には上があること
燧火(すりび)……火打ち石と火打ち金で起こした火
お草々さま……別れの客にたいするあいさつ
多端(たたん)……多方面によたっていること。または多忙なこと。
店受け……借家人の身元を保証する人
気性な奴……気の強い奴。しっかりしたやつ。
面体(めんてい)……顔かたち
存生(ぞんしょう)……存命
孫店(まごだな)……母屋にさしかけてつくった小さな家

■用語集
吸筒(すいづつ)……水筒。
内分(ないぶん)……表沙汰にしないでおくこと
大尽(だいじん)……財産家。大金持ち
紙帳(しちょう)……紙製の蚊帳
男女七才にして席を同うせず……七才ともなれば、男女の別を明らかにすべきという、封建社会時での教え
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず……他人に疑われるような行為をしてはいけないこと
片紙(はがみ)……紙切れ
跣足(せんそく)……はだし。すあし。

■用語集 三
御親父様(ごしんぷさま)……他人の父を敬って云う。
だいなしの家……いたんだ家。あばらや
漆のごとく膠のごとく……離れがたいほど親密な様
比翼茣蓙……二枚のござを縫い合わせて、並んで座るもの。
姦婦(かんぷ)……夫以外の男と密通する女
乳母(おんば)
一合とっても武士の娘……わずかな禄でも武士には武士の誇りがあると云うこと
紺看板(こんかんばん)……紋所や屋号を染め抜いた、中間らの着用する紺のはっぴ。
金丁(きんちょう)……互いに自分の刀の刃や鍔を打ち合わせ、約束を守る誓いをすること。金打。
片時(へんじ)……かたとき。ほんのしばらくの間。
御寝(げし)……寝ること

■用語集 四
使い早間……方々を走り、使いを果たすこと
偕老同穴(かいろうどうけつ)……夫婦が仲睦まじく、契りの硬いこと
精血(せいけつ)……精力と血
藜の杖(あかざのつえ)……軽いので、老人がよく用いた
別懇(べっこん)……特に懇意なこと。昵懇。
天眼鏡(てんがんきょう)……人相見がつかう、柄のついた大型の凸レンズ
陰徳(いんとく)……隠れたよい行い。
顔色(がんしょく)……かおいろ
新墓(あらはか)
末寺(まつじ)……本山の支配化にある寺
寂寞(じゃくまく)……せきばく。ひっそりとしてさびしいこと。
施餓鬼(せがき)……餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ、無縁仏、生類のために催す読経、供養。
読誦(どくじゅ)……声に出して読むこと
茶人(ちゃじん)……物好きな人
若党(わかとう)……武家の奉公人で、中間よりも上。
デロレン……門付けの説教祭文で、浪曲の前身。
主用……主人の用事
自用……私用
鼻薬(はなぐすり)……ちょっとした賄賂。袖の下。
前袋(まえぶくろ)……褌の前の部分
お印物……紋所のついたもの
供前をさまたぐる……供をつれた武士の通行中に、前方を横切ることは非礼とされた

■用語集 四
使い早間……方々を走り、使いを果たすこと
偕老同穴(かいろうどうけつ)……夫婦が仲睦まじく、契りの硬いこと
精血(せいけつ)……精力と血
藜の杖(あかざのつえ)……軽いので、老人がよく用いた
別懇(べっこん)……特に懇意なこと。昵懇。
天眼鏡(てんがんきょう)……人相見がつかう、柄のついた大型の凸レンズ
陰徳(いんとく)……隠れたよい行い。
顔色(がんしょく)……かおいろ
新墓(あらはか)
末寺(まつじ)……本山の支配化にある寺
寂寞(じゃくまく)……せきばく。ひっそりとしてさびしいこと。
施餓鬼(せがき)……餓鬼道に落ちて飢餓に苦しむ、無縁仏、生類のために催す読経、供養。
読誦(どくじゅ)……声に出して読むこと
茶人(ちゃじん)……物好きな人
若党(わかとう)……武家の奉公人で、中間よりも上。
デロレン……門付けの説教祭文で、浪曲の前身。
主用……主人の用事
自用……私用
鼻薬(はなぐすり)……ちょっとした賄賂。袖の下。
前袋(まえぶくろ)……褌の前の部分
お印物……紋所のついたもの
供前をさまたぐる……供をつれた武士の通行中に、前方を横切ることは非礼とされた

 

■用語集
作物……サクブツ、サクモノ・文学美術上の作品
お寝衣……オネマシ・ねまき
蔀……シトミ・風や光を遮る板
冥路……メイロ・ヨミジ・冥土
封金……フウキン・封をした金子
かくて……こうして、このように
番がこむ……当番が続き、勤めが忙しいこと
長唄の地……長唄の素養があること
右手……メテ
鶍の嘴と食い違い……イスカノハシトクイチガイ・物事が食い違うこと
跡形……アトカタ・形跡、痕跡
改易……カイエキ・大名や旗本の所領、家禄、屋敷の没収、詩文の剥奪のこと
分米……ブンマイ・年貢米
手者……テシャ・武芸技芸などに優れた人。手利き。達人
人非人……ニンピニン・ひとでなし
胸をさすって……怒りを静め、がまんをすること

 

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