山本周五郎アワー特別編  「むかしも今も」  読み手七味春五郎  版元丸竹書房

 鈍でぐずで愚直一方の男が、職人の世界にくらいつき、不器用ながらも周囲の人たちをあたたかくすくっていく。 「これは、不器用ながらも、一人の女性を愛し続けた、男の物語です」

■用語集
軽子……カルコ・担ぎ人足。
宿六……ヤドロク・亭主のこと
居職……イジョク・仲良くすること。自宅で仕事をする職業
丁場……チョウバ・ある区間の距離
病患……ビョウカン・やまい
ゆきひら……厚手の陶製の深い土鍋
炭団……タドン・粉炭を練り固めた乾燥燃料
後添……ノチゾイ・後妻

■用語集
病臥……ビョウガ・病気で床につくこと
沽券……コケン・人の値打ち、体面
煩雑……ハンザツ・こみいっていてわずらわしいこと
とぼん……気抜けのしている様。呆然
忌日……キニチ・命日
紫檀……シタン・マメ科の常緑小高木

 

■用語集
紺屋……コウヤ・染め物屋
けんもほろろ……きじの鳴き声からきたとも。とりつくしまもないさま
経師屋……キョウジヤ・経文や折り本を巻物に仕立て、表装する職
両掛……荷物をひもで結んで、前と後ろにふりわけ、肩に担ぐこと。そうした行李

 

登場人物

直吉……指物師「紀六」の職人。
おまき……六兵衛の一人娘。
文吉……清次とおまきの子。
清次……「紀六」の職人。おまきと結婚する。

捨三……直吉の叔父。
おふく……直吉の叔母。幼い直吉をこき使う。

六兵衛……「紀六」の親方。おまきの父。
お幸……六兵衛の女房。直吉を何かと庇う。
島造……「紀六」の職人。直吉の兄弟子。「紀六」から独立する。
平五……「紀六」の職人。直吉の兄弟子。「紀六」から独立する。

倉造……古金買い。直吉の長屋の隣り同士。
おいと……倉造の女房。おまきが失明後世話になる。
孝……倉造の子。
太市……倉造の子。
梅吉……左官。直吉の隣同士。

金助……魚屋「魚金」の主人。直吉を何かと援助する。
おとみ……金助の女房。金助を疎ましく思っている。

佐兵衛……直吉の父。
おむら……直吉の母。

又二郎……「紀六」の職人。使い込みがばれ辞めさせられる。
武助……「紀六」の職人。
竹三……「紀六」の小僧。
お花……「紀六」の下女。
正……「紀六」の内弟子。
伝次……「紀六」の職人。
卯之吉……「紀六」の職人。

杵屋勘梅……長唄の師匠。
杵屋六左衛門……長唄の大師匠。
おかね……酒屋「佐渡屋」の娘。
お光……左官屋の娘。
八重……材木屋の娘。
吉……石屋の娘。

 

 

 

 

 

 

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