- 2022年1月8日
【朗読まとめ】山本周五郎/夜明けの辻 再録シリーズ 四 【朗読時代小説】
■あらすじ 尊王論者、山県大弐の来訪で混乱する藩政。一枚流の達者、功刀伊兵衛は、山県大弐の危険思想を見抜き、反撥するが、大弐の思想にふれるうちに、徐々に感化されていく。彼は、藩を捨てて、信念に生きる道を選ぶ。 早すぎた幕末を、山本周 […]
■あらすじ 尊王論者、山県大弐の来訪で混乱する藩政。一枚流の達者、功刀伊兵衛は、山県大弐の危険思想を見抜き、反撥するが、大弐の思想にふれるうちに、徐々に感化されていく。彼は、藩を捨てて、信念に生きる道を選ぶ。 早すぎた幕末を、山本周 […]
■あらすじ 銭形平次がとらえるのに苦労した十二支組。その一味と思われる彫り物の男たちの殺害がつづく。平次は事件解決のために、ガラッ八をつれて、ほりもの自慢の会にのりこむ。 ■登場人物 平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意 […]
■あらすじ 無頼者のつどう深川安楽亭。あの日転がりこんできた御店者の富治郎、岡場所で無銭飲食をし、袋だたきに遭っていたのだが、どうやら深いワケがあるらしく…… 無軌道な若者たちのふとみせた善意とその結末を見事に描ききった傑作短編! […]
一、手柄の銀次 遊び人からは足をはらって、北町奉行として活躍する遠山左衛門尉——りっぱな殿様になってしまった金さんの元に、昔の彼をしる遊び仲間の与六老爺が訪ねてくる。二人が世話になった恩人大旦那が殺され、仲間だった若旦那が下手人に。金 […]
戦場で一番槍の巧妙はたてるのに、兜首は一つもとらず、石ころだけ拾って帰る困った男、多田新蔵。 その器量の良さと、父が高官であることで、周囲から孤立していた松尾は、新蔵の真の心は別の所にあるのではないかと勘ぐる。彼女はあらぬ噂を、よい機会に新蔵の妻と […]
岡崎藩にあらわれた十時隼人という侍は、無報酬、足軽限定で、早朝稽古をはじめた。毎朝、剣術を教えては、弟子に薯粥をふるまうこの男、目的はいったいなんなのか? 家老の惣兵衛は、隼人の並々ならぬ実力を看破するが…… ■登場人物 十時 隼人 ……浪人。足軽に […]
突然の妻の自殺。原因はわからない。残された主計は、妻の死を受け入れられずに苦しみつづける。妻はなぜ死んだのか? ■登場人物 永井 主計 ……妻の杉江が突然自殺。以来人が変わってしまう。 杉 江 ……主計の妻。 岡本 五郎太……大目付 […]
高田牧之助は文武に通じ、藩主頼信からの信頼もあつい侍だった。が、最近では人が変わったように鈍重になっている。 頼信は豊家の侍たちを高禄でかかえ、旧家臣と新参との間で軋轢が起こっていた。牧之助は、新参の半九郎ともめた下り、土下座をしてあやまったことで […]
貞吉は、河内屋に婿入りして以来、人が変わってしまった。嫁のおしげとの仲が゜うまくいっていないためである。そんな彼を心配した友人たちが、無理矢理網打場にさそいだす。そこで貞吉を待っていたのは、ある女性との出会いであった。 ■登場人物 貞 吉……河内屋に […]
これはとある主従の、熱い友情の物語。 ■登場人物 土井悠二郎……双生児として生まれ、里子に出され船宿で自由に育った。 信太郎正篤(泰春院)……藩主(若殿)。体が弱い。 土井勘右衛門……悠二郎の祖父。 土井忠左衛門茂冶……江戸留守役。悠二郎の実父。 か […]
父にしなれ、病気の母を抱えたお幸は、喜兵衛の抱え者になることを承諾する。二十七にして、逃げていく女性としての幸せに悲観するお幸だったが、喜兵衛は意外な人物で…… ■登場人物 お 幸 ……喜兵衛の囲い者になる。 平 吉 ……飲屋「みと松」の主人。 お […]
藩の財政を立て直す。そのためには、重臣と御用商人との関係をあきらかにしなければならない。主命をおびて、江戸から国許へとやってきた本信保馬。警戒する藩士と商人の目をかいくぐって、ひそかに探索をつづけるが、料亭で出会った一人の女性に心はいやおうなく惹き […]
面作り師の宇三郎は、井関の跡目と、お留伊をかけて、羅刹の面をつくることに没頭していた。宇三郎は面を仕上げるが、偶然みた織田信長の悪鬼の表情に、彼は羅刹の答えを見いだす。宇三郎は全てを擲って、信長の後をおった。 ■登場人物 宇 三 郎 … […]
みんな大好きの滑稽物です。 ■登場人物 牧野 主計 ……原田道場の師範代。粗忽者 市郎 左衛門……主計の師匠 折 江 ……市郎左衛門の娘。 木下六郎兵衛……主計の親友。 た ま き ……主計の妹。 牧野茂右衛門……主計の父。 牧野 大学 ……主計 […]
リスナーの一部からご要望がありましたので、再録をこころみてみました。 藩主の改革に抵抗する国許をまとめるため、国許におくられた玄一郎だが、お国の反撥は想像以上。玄一郎は地の者を妻にめとり、国許のサムライたちのふところにとびこもうとするが […]