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2021年7月

  • 2021年7月29日
  • 2021年8月20日

山本周五郎の人情もの 『おさん』全文朗読  読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

  ■あらすじ 1961年(昭和36年)2月『オール読物』 ほれあって結婚したはずだが、おさんの性癖にいやけのさした参太は、おさんを江戸に残して上方へ旅立ってしまう。一人残されたおさんは、男をわたりあるくようになる。 ■登場人物 参太……大 […]

  • 2021年7月28日
  • 2021年7月28日

【朗読時代小説】国枝史郎/甲州鎮撫隊  新撰組一番隊組長沖田総司の悲恋を描いた佳作です。

  享年27才でなくなった沖田総司ですが、その終焉の地といわれる植木屋柴田平五郎の居宅跡は、今の新宿区大京町にある富士見ビルあたりだそうです。沖田の寝起きしていた離れは道路の真ん中あたり。近くには(川はなくなっていますが)、池尻橋の欄干がの […]

  • 2021年7月28日

山本周五郎 「こいそ」と「竹四郎」 【朗読時代小説】  朗読七味春五郎  発行元丸竹書房

あらすじ  足軽から、城代家老の助筆に抜擢された竹四郎は、周囲のねたみもどこ吹く風で、家老の娘に求婚する。だが、まわりに足をひっぱられて、助筆を免ぜられてしまう。無類に一本気な男の求婚は、果たして? 登場人物 本堂竹四郎……元足軽組頭だが、城代家老の […]

  • 2021年7月16日

山本周五郎の人情もの 『山女魚』全文朗読    読み手七味春五郎  発行元丸竹書房

  ■あらすじ 仲の良い兄が死んだ。生来病弱ではあったが、突然の死であった。それ以前から、兄からの手紙に異変を感じ取っていた。丈之助は死の真相を探ろうとする。そこには、温かくも悲しい決意があった。 ■登場人物 平松 丈之助……藩史編纂のため […]

  • 2021年7月16日

人生を支える偉人たちの名言集 ~ウォルトディズニー/スティーブ・ジョブス/アインシュタイン/アンネ・フランク~

ウォルトディズニーの残した言葉 どんな洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子供がいる。 与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る。 ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化 […]

  • 2021年7月16日
  • 2022年1月8日

朗読連載完結!【風雲海南記】  山本周五郎の傑作長編  朗読時代小説

新連載!【風雲海南記】山本周五郎 朗読まとめ ■あらすじ  七才で月心寺に預けられた乙貝英三郎は、生臭坊主、鉄山の英才教育をうけ、江戸っ児も目を剥く若者に成長した。  だが、自分の出自だけは、とんとにわからない。いったい自分は何者なのか? 自分を寺に […]

  • 2021年7月7日
  • 2021年7月9日

山本周五郎「水たたき」腕の立つ板前の辰造は、年の離れた女房にとことんほれこんでいた。その人情から、余計な思いつきを口走りそのせいで女房が自分の元から離れていく。下町の人情とすれ違いを描いたこれも「おたふく」

■あらすじ  よし村の主人、辰造は、腕のたつ板前。いっこく者だが、人情に厚い親方である。が、女房のおうらが出奔し、今では表にもろくに出ず、不機嫌に暮らしている。  ある日、よし村の板場へ男の子が顔を出すようになる、いつも腹を空かしているくせに、何か上 […]

  • 2021年7月7日
  • 2021年7月8日

「烏」山家で父娘二人で暮らすお文。娘の心さびしさをやわらげるため、父は子烏を与えた。幕末の悲劇を山本周五郎が描きます。【山本周五郎/朗読時代小説】

  ■あらすじ  娘お文のために、与えた烏は、勘太と名付けられ、オウムのように言葉をしゃべる鳥に成長した。そんな山家に、勤王浪士の少年が、津山藩の追手に、怪我を負わされ、さまよいこむ。お文は少年を助けようとするが、侍たちが小屋にふみこんでく […]

  • 2021年7月7日
  • 2021年8月20日

「浪人一代男」 山本周五郎の傑作短編です。剣の達人だが、藩を救うために罪人として、国を追われた男が、乳兄弟の姫を救うために再び立ち上がる!

  ■あらすじ  1936年(昭和11年)9月 『講談雑誌』にて公開。翌年、「青空浪士」として映像化。製作は、新興キネマ(京都撮影所)主演は、大友柳太郎。  御家騒動にまきこまれ、父は刑死。藩を放逐された津村三久馬は、市井に身を落とし、悶々 […]

  • 2021年7月7日
  • 2021年8月20日

「ほたる放生」 山本周五郎の傑作短編です。ほたるを基軸に、女のはかなさ辛さを描いた岡場所ものの名編!

■あらすじ  お秋は、村次という悪い男にだまされて、遊女に身を落とし、みつぐ毎日。年もいって、自分に惚れた男もふり、それでも村次を信じていたが、お店に新しい娘が入ったことで情況は一変してしまう。思い詰めたお秋は、カミソリを手にし…… ■登場人物 お秋 […]