- 2022年3月15日
【木曜山本周五郎アワー】『夫婦の朝』【作業・睡眠用朗読】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
若い頃の過ちをたねに、ゆすられるお由美。夫を愛してやまない彼女は、たった一人で悪人に立ち向かおうとするが…… 1941年(昭和16年)3月 『婦人倶楽部』掲載作品。 ■登場人物紹介 お由美 ……三右衛門の妻。昔出した恋文で新五 […]
若い頃の過ちをたねに、ゆすられるお由美。夫を愛してやまない彼女は、たった一人で悪人に立ち向かおうとするが…… 1941年(昭和16年)3月 『婦人倶楽部』掲載作品。 ■登場人物紹介 お由美 ……三右衛門の妻。昔出した恋文で新五 […]
こちらもchieさんリクエストということでお送りいたしますが、 樅の木は残った、に登場した亀千代君。当時は幼少だったわけですが、物語が終わった後も、この人の人生はあったわけで、山本周五郎先生、1938年(昭和13年)3月『婦人倶楽部』 […]
長岡藩随一の俊才で、若殿の信頼も厚かった男——織田久之助はしかし 鬼頭図書に出会ったことで、すっかり人が変わってしまう。英才ぶりは影を潜め、起居動作も、鈍くなってしまった。彼の才能は若くして涸れてしまったのか? 1945年(昭和20年) […]
1959年昭和三十四年発表作品で、三人の男女の感情の変遷を描いた名作。 ■登場人物 繁 次……指物職「指定」の職人。幼なじみのおひさを想っている。 おひさ……繁次の幼なじみ。 参 吉……蒔絵職「島藤」の職人。 源 次……繁次の父。 おゆり……繁次の妹 […]
藩の財政を立て直す。そのためには、重臣と御用商人との関係をあきらかにしなければならない。主命をおびて、江戸から国許へとやってきた本信保馬。警戒する藩士と商人の目をかいくぐって、ひそかに探索をつづけるが、料亭で出会った一人の女性に心はいや […]
銭形平次捕物控 長編第三弾は、怪盗系図! かつて、宇都ノ谷峠をさわがした六人斑男。 二人はすでに死亡したが、生き残った四人の一味は、江戸に潜伏しているらしい。仲間割れでも起こしたのか。腕に入れ墨のある男たちが、一人また一人と死んでいく。 捕り物 […]
テレビドラマ、池田大助捕物日記原作 野村胡堂の原作で、テレビドラマは五代目中村勘九郎が池田大助役となり、全二十六話が放映されました 一 火中の女 尾張屋の後家と二人の娘を、業火が襲う。大岡越前の懐刀、池田大助はこの難事件の捜査にのりだす。 ■登場人 […]
とある大名の奥方が若い頃にしたためた三通の恋文が側女方の手に渡る。平次は笹野新三郎に、恋文の奪還を依頼されるが。 銭形の親分と一の子分、ガラッ八の珍道中にしばしお付き合いくださいませ😀 ■登場人物 平次 […]
■あらすじ 平次がまだ独身であったころ、すでに評判の高かった与力笹野新三郎の役宅に、刑場でさらされた罪人生首がほうりこまれた。笹野をうらんだもの仕業か、子息新太郎のまわりにも、あやしい陰がつきまとう。嫁のお国は、石原の利助に助けをこうのだが、事態はい […]
不定期連載ですが、幽霊塔をはじめたいと思います。 全十回の予定です 宮崎駿が、口絵を担当したハードカバーをもっているんですが、美しい表装です。 □登場人物 北川光雄……私。語り手 児玉城太郎……叔父。幽霊塔を購入。 三浦栄子……光雄の許嫁 野末明子… […]
幽霊にされた女 ■登場人物 お雛……近江屋の小町娘 近江屋治兵衛……質両替屋 お豊……治兵衛の妻 兼吉……近江屋の小僧 観相院……占い師 轟の権三……化け物屋敷の工業元 ■用語集 苦患……苦悩 目抜き……中心地 堂宮……寺や社 蘭塔……卵型の塔身を載 […]
その七 呪いの銀簪 ■登場人物 金兵衛……幇間 布袋屋萬三郎……駒形の材木問屋 お才……踊りの師匠 直助……船頭 ■用語集 幇間……ホウカン・宴席などで、客の機嫌を取る男芸者 初更……ショコウ・午後七時または、八時からの二時間をさす 豁然……カツゼン […]
その六 大盗懺悔 お江戸で評判の盗人風太郎。三日以内に盗んだものをかえすのだが、お上は威信を賭けて、捕縛を命ずる。 平次は笹野新三郎の命を受けて、捜査にのりだすが、そんな平次をあざ笑うように、風太郎は華麗に物を盗んではかえすをくりかえす。 登場人 […]
その五 振袖源太 福屋善兵衛の子どもが、一人ずつ五のつく日に行方不明となっていく。平次は、責任を感じて身投げをしようとした番頭を救ったことから、事件にまきこまれていく。 用語集 手練……シュレン・熟練した手際 丁稚……デッチ・商家などに年季奉公 […]
■糸車 日本婦道記の中の一編です。 糸車を繰りながら、病身の父と幼い弟を養いながらたくましく生きるお高。 彼女は養女で、立身した実家は、お高を取り戻そうとする。 お高の生涯を思った父親は、生みの親の元に戻るようにと彼女を送り出す。 親子の絆 […]