- 2021年8月20日
山本周五郎『新女峡祝言』【朗読時代小説】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 木曽川の氾濫から、民衆をすくうため私財をなげうって、新女峡(よめきょう)の治水工事に乗り出した伊兵衛だが、実の叔父の頑強な抵抗にあい、またその叔父の娘で、将来の伴侶に思っていた絹恵には、友人の市之丞が婚約を申し込む。 伊 […]
■あらすじ 木曽川の氾濫から、民衆をすくうため私財をなげうって、新女峡(よめきょう)の治水工事に乗り出した伊兵衛だが、実の叔父の頑強な抵抗にあい、またその叔父の娘で、将来の伴侶に思っていた絹恵には、友人の市之丞が婚約を申し込む。 伊 […]
お役目の途中、現れた山賊に、大小衣服をのこらず渡してしまった玄一郎はそれがもとで、あらぬ噂を立てられ、婚約も破談、家来も逃げ出すありさまとなる…… 世評に翻弄される男女を描いた現在の世間にも通ずるお話。 BSテレ東「山本周五郎時代劇 […]
■あらすじ 1961年(昭和36年)2月『オール読物』 ほれあって結婚したはずだが、おさんの性癖にいやけのさした参太は、おさんを江戸に残して上方へ旅立ってしまう。一人残されたおさんは、男をわたりあるくようになる。 ■登場人物 参太……大 […]
享年27才でなくなった沖田総司ですが、その終焉の地といわれる植木屋柴田平五郎の居宅跡は、今の新宿区大京町にある富士見ビルあたりだそうです。沖田の寝起きしていた離れは道路の真ん中あたり。近くには(川はなくなっていますが)、池尻橋の欄干がの […]
あらすじ 足軽から、城代家老の助筆に抜擢された竹四郎は、周囲のねたみもどこ吹く風で、家老の娘に求婚する。だが、まわりに足をひっぱられて、助筆を免ぜられてしまう。無類に一本気な男の求婚は、果たして? 登場人物 本堂竹四郎……元足軽組頭だが、城代家老の […]
あらすじ 空腹のあまり山賊をはじめることを決意した陣馬大助と大河治部。侍を狙って襲うことにするが、秋津にかえりうちにあう。秋津は根のいい二人の面倒をすることにするが、その方法は、道場やぶりであった。 登場人物 陣馬 大助 ……太った侍 […]
■あらすじ 仲の良い兄が死んだ。生来病弱ではあったが、突然の死であった。それ以前から、兄からの手紙に異変を感じ取っていた。丈之助は死の真相を探ろうとする。そこには、温かくも悲しい決意があった。 ■登場人物 平松 丈之助……藩史編纂のため […]
新連載!【風雲海南記】山本周五郎 朗読まとめ ■あらすじ 七才で月心寺に預けられた乙貝英三郎は、生臭坊主、鉄山の英才教育をうけ、江戸っ児も目を剥く若者に成長した。 だが、自分の出自だけは、とんとにわからない。いったい自分は何者なのか? 自分を寺に […]
■あらすじ 1936年(昭和11年)9月 『講談雑誌』にて公開。翌年、「青空浪士」として映像化。製作は、新興キネマ(京都撮影所)主演は、大友柳太郎。 御家騒動にまきこまれ、父は刑死。藩を放逐された津村三久馬は、市井に身を落とし、悶々 […]
■あらすじ お秋は、村次という悪い男にだまされて、遊女に身を落とし、みつぐ毎日。年もいって、自分に惚れた男もふり、それでも村次を信じていたが、お店に新しい娘が入ったことで情況は一変してしまう。思い詰めたお秋は、カミソリを手にし…… ■登場人物 お秋 […]
山本周五郎作「樅の木は残った」完結となります。長い朗読でした😀 それにともない。朗読まとめも一巻から最終十二巻まで、そろえることになりました。各リンクは以下の通りです。 三十時間ほどの長い作品になりましたので、気長におききいただけ […]
完結しました! ながい坂 山本周五郎の最後の長編小説「ながい坂」ながいこの朗読も過日完結いたしました。 朗読連載 ながい坂。無事完結いたしました。視聴者のみなさん、応援ありがとうございました。 「小説は情況を書くのでなく、人間を描くものだ」 とお […]
AudioBookChannel【朗読名作劇場】で、虚空遍歴が登場! 山本周五郎の晩年の名作、「虚空遍歴」こちらをYouTube朗読専門チャンネルにて、全文朗読連載中です! こちらのページでは、虚空遍歴の作品、人物紹介などを行っています。 &nb […]
舞台は江戸 小石川養生所でございます。 この養生所は、江戸中期から140年間にわたって貧民を救済した実在の施設で、主人公の新出去定のモデルとなった、江戸の町医者小川笙船もむろん実在。 敷設のきっかけは、徳川吉宗の目安箱にございます。小川笙船は目安箱を […]
会津蒲生家のとりつぶしをうけ、新沼家につかえるおかやは、暇をだされることになりますが、どうしても主家をはなれたくない彼女は一計を案じ―― ■樅の木は残った、の再生リストです。 https://www.youtube.com/playlist?list […]