- 2021年9月17日
山本周五郎『五十三右衛門』【朗読時代小説】作業用BGM・睡眠導入などに 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 死期の迫った母のために、出世した姿を見せようと、三右衛門は、りっぱな衣服と大小をそろえようとするが、岡崎藩の御家騒動にまきこまれていく。正直一途の侍の奮闘を描いた佳作です。 ■登場人物 五十三右衛門……佐竹家江戸詰留守居役金右衛門の息子 […]
■あらすじ 死期の迫った母のために、出世した姿を見せようと、三右衛門は、りっぱな衣服と大小をそろえようとするが、岡崎藩の御家騒動にまきこまれていく。正直一途の侍の奮闘を描いた佳作です。 ■登場人物 五十三右衛門……佐竹家江戸詰留守居役金右衛門の息子 […]
■虚空遍歴との共通性 (ネタバレありますので、ご注意を) 設定はあれこれ違うのですが、長編【虚空遍歴】を連想させるような作品。ちなみに主人公は冲也とちがって、絵師(冲也は浄瑠璃作者)。冲也を支える女性芸妓に「おけい」という同名の人物が […]
■あらすじ 坂田藤十郎と中村七三郎の、芝居合戦に端を発し、自らの芸を打ち破ろうとする藤十郎は、新たな芸の工夫をうちたてんと、宗清の女房お梶に、芝居をしかけるが。 芸の業のために生まれた悲劇を描いた、菊池寛の代表作。 ■登場人物 坂田 […]
■あらすじ 十万石の中老の三男坊。なれど、二人の兄にいびられ、本人はいたって気が弱く、容姿もぱっとせず、出世の見込みもまるでない。お人好しの伝七郎が、これまたお人好しの親友忠太郎と一緒に、ひとさらいを計画する。伝七郎の恋の行方はいかに? […]
あらすじ こどものころから、臆病者として有名であった六兵衛は、妹の結婚のためにも、汚名を返上しようと決意する。剣と半槍の達人、仁藤昂軒の上意討ちに名乗りをあげる。腕の違いは明白。このままでは、返り討ちにあうを待つばかりだが。 登場人物 […]
■あらすじ 城代家老辞任を内命された半之助は、全藩士の稀代をしょって、国許へおもむくが、この男も一筋縄ではなく…… おしゃべり物語を彷彿させる滑稽物です。 https://www.youtube.com/watch?v=dRaL-Ea0gz0 ■ […]
■あらすじ 芸妓と家老の息子との甘い日々。だが、ご改革を阻止せんとする反体制の手が新一郎にのび、八重次の将来は二転三転し――。 ■登場人物 八重次……料亭「桃井」の芸妓。 結城新一郎……城代家老の子息。 井村……藩の侍。 おもん……桃 […]
■あらすじ 弓を取っては天下無敵の三之丞だが、当人はいたって謙虚で口もきかない。周囲は彼の腕前をしらずに過ごしたが、ついに披露のときがきた。 ■登場人物 青地三之丞……岡山藩士。隠しているが、弓の達人。無口で謙虚。 青地三左衛門……三 […]
■あらすじ 藩でも評判の臆病者の小弥太は、ある日、これも評判の乱暴者と果たし合いをすることになる。そのさまを見ていた殿様水野忠善は、尾張領探索に小弥太を連れていくことを企てる。筋金入りの臆病者小弥太は、生きた心地もしないが…… ■登場 […]
■あらすじ 剣の腕は立つが、やさしすぎるあまり、控えめな藤次郎。道場の総試合で、道場主の一人娘をかけることになり、幼なじみに勝ちをゆずることになる。だが、それは別の問題をひきおこすことになり…… ■登場人物 成瀬藤次郎… […]
■あらすじ 木曽川の氾濫から、民衆をすくうため私財をなげうって、新女峡(よめきょう)の治水工事に乗り出した伊兵衛だが、実の叔父の頑強な抵抗にあい、またその叔父の娘で、将来の伴侶に思っていた絹恵には、友人の市之丞が婚約を申し込む。 伊 […]
■あらすじ 1961年(昭和36年)2月『オール読物』 ほれあって結婚したはずだが、おさんの性癖にいやけのさした参太は、おさんを江戸に残して上方へ旅立ってしまう。一人残されたおさんは、男をわたりあるくようになる。 ■登場人物 参太……大 […]
あらすじ 足軽から、城代家老の助筆に抜擢された竹四郎は、周囲のねたみもどこ吹く風で、家老の娘に求婚する。だが、まわりに足をひっぱられて、助筆を免ぜられてしまう。無類に一本気な男の求婚は、果たして? 登場人物 本堂竹四郎……元足軽組頭だが、城代家老の […]
■あらすじ 仲の良い兄が死んだ。生来病弱ではあったが、突然の死であった。それ以前から、兄からの手紙に異変を感じ取っていた。丈之助は死の真相を探ろうとする。そこには、温かくも悲しい決意があった。 ■登場人物 平松 丈之助……藩史編纂のため […]
山本周五郎作「樅の木は残った」完結となります。長い朗読でした😀 それにともない。朗読まとめも一巻から最終十二巻まで、そろえることになりました。各リンクは以下の通りです。 三十時間ほどの長い作品になりましたので、気長におききいただけ […]