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小説

  • 2019年10月10日

ねじまげ物語の冒険 雑記

ねじまげ物語の冒険は、本の世界を旅する少年の物語です。 一巻ごとの完結で、今回は、ロビンフッドの物語世界を旅するわけですが、物語はタイトル通り、ねじまがっております。 一筋縄ではいきません。 冒頭からロビンが死んでいたり、別の物語と混ざり合ったり。 […]

  • 2019年10月10日
  • 2020年2月17日

初レビュー

Kindle版ねじまげ世界の冒険、初レビューがつきました! うれしいもんですね。 アンリミテッド、オーナーズライブラリーにて、無料購読も可能です。販売価格は五百円。ご意見ご感想お待ちしてます。

  • 2019年10月10日
  • 2020年2月17日

小説とゆる体操

小説とゆる体操は、関係あるのかと言えば、あります。 小説の視点などは、認識の中芯ですし、球軸のように、文軸?みたいなものも、きっと存在します。 何事にも中芯はありますし。それは小説も同じですよね

  • 2019年10月10日

歌ゆるの話

ゆる体操のバリエーションに、歌ゆるというものがあります。 わたしこれの、ニド先生の大阪講座にでていたことがあります。 歌ゆるは、歌を歌ってゆる体操をするだけじゃないんです。 正しいやり方を綿密に習ってました。 自動車事故で出られなくなったのは、ほんと […]

  • 2019年10月5日
  • 2020年6月25日

人斬り仁右衛門

「おとう」  そう呼ばれたとき、甚右衛門はさぞ戸惑ったにちがいない。  童がいる。奇妙な童だった。年は六つか七つ。いやに大人びた表情をしている。服は粗末で、一見百姓の子のように見える。見たこともない童だった。  甚右衛門は、妙におもった。甚右衛門に子はいない。逢瀬を共にした女はいるが、子ができたという風聞はきかない。だいいち年が大きすぎる。  行き過ぎようとした。 「おとう、まてっ」  童は慌てたようについてきた。甚右衛門は振り向きもしない。前を向き、声だけを発した。 「ついてくるな、俺はお前のおとうなどではない」

  • 2019年10月5日
  • 2020年2月24日

ファイヤーボーイズ

消防官の文吾は、異様な火災現場に遭遇する。火種もないのに、超高温にかした部屋。黒ずみと化した両親。  そんななかで、汗ひとつかかずに立ち尽くす三歳の幼児。少年は両親に虐待を受け、ファイヤースターターの能力を開花させていた。  文吾の目の前で、高橋は消防服の内側で生身を焼かれるという悲惨な死に方をしてしまう。文吾たち現場にいた消防官は、少年の力を疑うが、上司らは誰も信用しない。事件は未解決のまま、少年は親戚の家に引き取られる。  文吾たちは少年の身元で事件が起きはしないかと注意を払うのだが。 そんな中、第二の火災という最悪の事態が勃発してしまう。 文吾たちは廃校で少年と対峙する。トランス状態と化した少年は、文吾らにも耳をかさず、攻撃をしかけてくる。消防官対ファイアースターターの戦いがはじまる。

  • 2019年10月5日
  • 2020年7月14日

奥州二代目彦六一家

奥州遊侠藩の御城下、高田小牧通りに彦六一家の屋敷はあった。 一家の長、彦六が死んだのは、今年の一月の初めのことである。 『葬式不要、戒名不要』  一代の粋人、黒田彦六の残した、唯一の遺言がこれだった。

  • 2019年10月5日
  • 2020年2月24日

講釈西遊記

「お前も托羽にさえ見初められなければこんなことにはならなかったのにねぇ」  羅刹女が口許をゆがめ語りかけてくる。 「あながちそうとも言えぬ。こうしてお主たちの悪業を食い止めることができるのだからな」  三蔵の言葉に、羅刹女は声をけたてて笑った。 「おかしなことをいうじゃないか。東大寺で、宝玉を奪われるのさえ止められなかったお前たちに、止められるかねぇ」 「止められるとも、私と弟子がさせるものかっ」  三蔵の腹の据わりように、羅刹女の目が冷えた。 「気に入らない女だね。女はふるえるぐらいがいいのさ」 「手前は出家の身だ。女も男もない」 「じゃあ、なぶり殺しにしても、かまわないね」

  • 2019年9月27日
  • 2020年2月24日

ねじまげ世界の冒険 第二巻 冒頭部分をチラ見せいたします!

おまもりさまに戻った上原利菜は、仲間たちとはぐれ、森の奥深くに取り残されてしまう。そこで彼女が見たものは、古びた御堂と銅の鏡だった。 二十五年のときを経て、二つの物語が複雑に交錯する。 鏡を通り抜けた利菜が見たものは、ねじまげられた世界とわるいものに苦しむ少年たちだった! ジャンルミックスの傑作、「ねじまげ世界の冒険 第二巻」がついに刊行! Amazonでのレビューも、よろしくお願いします(^o^)

  • 2019年9月26日
  • 2020年2月24日

浮幽士 司馬

 これを書いたのは、十代後半だったんでしょうか? ワープロのおかげで原稿が残っております。スララで書いたんですかね。メーカーも思い出せませんが、パソコン用にデータを変換する機能がついておりまして、おかげで原稿が残っております。  皇兄を殺害した父を追 […]

  • 2019年9月25日
  • 2020年2月24日

ホラーハウス

 その小さな家は、昔からわたしの住む町に建っていた。  大人たちは誰もその家を気にしなかった。目にとまることさえなかったように思うのだが、敏感なこどもたちはみんなその家をこわがっていた。とくに神社に神聖なものを感じたり、朝靄や夕暮れにきらめきを感じるようなこどもたちは。そうしたこどもたちは犬や猫の気持ちがなんとなくわかる。なにかの拍子には、目に見えない物が見えるようにもなる。なにか……きっかけさえあれば  わたしがその家の外観を最後に目にしてから、二十年ばかりがたった。そのあいだ、あの家が――あそこにいた人たちが頭をはなれたことは一度もない。だから、子供たちには教えた方がいいと思うのだ。力のある場所はどこにでもあるし、噂になるには、理由があると。  そんな場所には、近づかないほうがけんめいだ。

  • 2019年9月19日
  • 2020年7月14日

新撰組八犬伝 ~ 第一輯 ~

コラム新撰組八犬伝の世界、特集ページを作成しました。七味春五郎が新撰組八犬伝について、四方山語っております。 縦書き特設ページもできました! 朗読動画もご用意しました □   序  その処刑は、板橋宿――平尾、にて執り行われた。  夜間、である。   […]

  • 2019年9月19日
  • 2020年6月25日

ねじまげ物語の冒険の、冒頭部分をチラ見せいたします!

突然の事故で両親をなくした牧村洋一は、預けられた擁護員でも虐待にあう。 悲しみにくれる洋一を助けにきたのは、ほら吹き男爵こと、ミュンヒハウゼン男爵だった! ミュンヒハウゼンは、洋一が、本の世界を守る最後の一族であり、そして彼の両親は伝説の書とよばれる本を守っていたことを告げる。 両親を殺したにっくき敵の名は、ウィンディゴ―― 狂った物語を元に戻すため、洋一は、ミュンヒハウゼン、侍の親子とともに、ロビンフッドの世界に飛び込んだ! 物語の世界を旅する少年の姿を描いたジュブナイル小説の傑作が、ついに開幕! サムライ対銃士、ロビンフッド対モルドレッドなど、夢の対決が、盛りだくさんの一冊です。

  • 2019年9月19日
  • 2020年6月25日

ねじまげ世界の冒険の、冒頭をチラ見せいたします!

上原利菜は、不眠症と幻覚に苦しんでいた。おなじ頃、郷里の神保町では、殺人事件が頻発していた。そして、幼なじみの面々にも、同じ症状が起こっていたのだ――25年前の小学生時代――あの頃にも同じことが起こっていた。失われた記憶が少しずつだが、よみがえってくる。25年前、あの山で一体何があったのか? 世界の崩壊が再び始まる中、六人の仲間たちは結集し、勇気と信頼を寄せ集める。世界のねじまげに立ち向かうには、互いを信じる心を、力とすることだ。 モダンホラー「ねじまげ世界の冒険 第一巻」堂々刊行中!

  • 2019年9月18日
  • 2019年9月18日

新選組八犬伝主人公、奥村仁右衛門という人物と、物語前夜について

新選組八犬伝の主人公、奥村仁右衛門は、徳川幕府御家人、御徒組の侍ということになっています。幕末の時点では、洋式部隊に組み込まれ、幕末の戦争を戦っています。物語は、上野戦争から始まるので、この時点では、幕府はなくなっているのですが。 本人は、フランス伝 […]