江戸時代、剣術流派は、300もあったと言われていますが、さかのぼると、神道流系、陰流系、念流系に大別されます
神道流の創始は、飯篠長威斎。正式には、天真正伝香取神道流、といいます
ここから、塚原卜伝の、卜伝流などが生まれました
陰流は、愛洲移香斎
ここからは、足利将軍家指南役を務め、天下一といわれた上泉伊勢守信綱が誕生し、新陰流が生まれました
柳生新陰流の他、新選組八犬伝の奥村仁右衛門も皆伝を得た「直新陰流」も生まれました
明治の剣豪、兜割りの榊原鍵吉が出ています
念流の創始者は、念阿弥慈恩
中条流、鐘捲流、と続き、伊東一刀斎に至って、一刀流が生まれました
一刀流は、北辰一刀流の他、多くの庶流が生まれ、北辰、神影を学んだ山岡鉄舟が、明治になり、無刀流を創始しました
この人の母親の先祖に塚原卜伝がいます