慶応四年実情

明治元年は、1868年となっておりますが、改元の勅が出されたのは、慶応四年、九月八日のことです

上野戦争勃発時は、まだ慶応

幕府こそ消滅していたものの、徳川家対新政府軍との戦いは、まだまだ決しておりません

さて、明治、とは、「易経」からきており、越前藩主松平春嶽が選んだ元号を、明治天皇自ら抽籤して、選ばれました

日本では古来くじを神事として取り入れておりました

明治という元号そのものは、古来から候補には挙がっており、慶応四年での選出は、十一度目の正直、といったところです

明治天皇が、江戸に入ったのは、元年の、十月十三日

当時、十六歳でした

武家主体の世で、荒れるに任せた御所での暮らし

「江戸城は広いなあ」とのお言葉を残されたとのことです

最新情報をチェックしよう!

幕末始末の最新記事8件