- 2022年3月29日
【火曜ミステリー劇場 半七捕物帳】岡本綺堂作「妖狐伝」 【作業・睡眠用BGM】 朗読七味春五郎 発行元丸竹書房
第五十二話は、幕末らしいお話。 鈴ヶ森の縄手に、悪い狐が出るといううわさ。ちょうど品川に二隻の黒船が停泊していたころ、半七は狐騒ぎを鎮めるために、子分をつれて捜査にのりだす。 □再生リスト https://www.youtube.co […]
第五十二話は、幕末らしいお話。 鈴ヶ森の縄手に、悪い狐が出るといううわさ。ちょうど品川に二隻の黒船が停泊していたころ、半七は狐騒ぎを鎮めるために、子分をつれて捜査にのりだす。 □再生リスト https://www.youtube.co […]
1940年(昭和15年)10月 『講談倶楽部』発表作品。大阪の陣もおわり、有能な侍は各藩にひっぱりだこ。三春藩でも、浪人隊をひきいて活躍した夏目図書を抱えようと、その行方をさがしていた。 多くの作品を書いた年ですが、翌年からは日米開戦。山本の文芸方 […]
今週は、銭形平次捕物控 短編です。 花見のめでたい席で起こった殺人事件、故意か事故なのか? 平次とガラッ八の黄金コンビが真犯人にせまります! ■登場人物紹介 平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技 八五郎……ガラッ八。平 […]
今回は、江戸川乱歩の短編。明智小五郎。いわずとしれた名探偵ですが、その最初の事件を配信です。乱歩の初期作品は、以降のものと作風がちがうので、探偵が真相にせまっていく本格派好きの方には楽しんでもらえるのではないでしょうか? ■明智小五郎 […]
若かりし頃、家来とともに出奔した妻。その妻が、功成り名遂げた功兵衛の元に戻ってくる。御用金の不正流出の処理をしている真っ最中だった功兵衛はとまどう。功兵衛は事件を処理するために、妻さくらを死んだものとして処理していたからだ。 こじきを […]
■第十六回「顎十郎、貧乏駕籠屋におちるお話」 前回、女賊小波の腹じかけにいっぱいくわされて、北町奉行所を辞することになった阿古十郎。浪人トド助と貧乏駕籠屋をはじめるが…… □久生十蘭の再生リスト https://bit.ly/3IGq […]
とある大名の奥方が若い頃にしたためた三通の恋文が側女方の手に渡る。平次は笹野新三郎に、恋文の奪還を依頼されるが。 銭形の親分と一の子分、ガラッ八の珍道中! ■登場人物紹介 平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技 八五郎 […]
第五十一話は、鶏に襲われた女を元に捜査がすすみます。 ■川崎の大師河原 本作に登場いたしますが、大治二年(1127年)海中より弘法大師の霊像が出現したそうで、 こんな地名がついたらしい。霊像は、平間寺に安置され、厄除けの川崎大師とよば […]
1952年(昭和27年)12月~翌年7月 『四国新聞』に連載され、には松平健主演でドラマ化されております。 昭和二七年というと、山本周五郎自身「私の後半期の道をひらいてくれた」と語る「よじょう」の発表された年。この作品は、ラヴェル作の「ダフネスとク […]
久々の滑稽物です。 ■登場人物紹介 鴨部五郎左衛門……年寄役。藩でも有能な頑固者。怒ると、うるるるけふんの口頭運動を起こす 内田 圭之助……覚右衛門の三男。五郎左衛門の婿養子。文武両道と名高い。 八 重 ……五郎左衛門の娘。圭之助の […]
第五十話は—— 由井正雪の残した絵馬が、二〇〇年のちに、殺人事件を引き起こす。 ■由井正雪 江戸前期の軍学者。山本周五郎もこの人を題材に、長編を残している。慶安四年の家光の死をきに、幕閣批判、旗本救済を主張し、丸橋忠弥とともに、 […]
■第十五回「顎十郎、金蔵破りの一味となるお話」 これまで数々の難事件を解決し、大江戸一の御用聞きとまで言われるようになった顎十郎。今回の事件の被害者は、顎十郎ご当人! □久生十蘭の再生リスト https://bit.ly/3IGqS […]
若い頃の過ちをたねに、ゆすられるお由美。夫を愛してやまない彼女は、たった一人で悪人に立ち向かおうとするが…… 1941年(昭和16年)3月 『婦人倶楽部』掲載作品。 ■登場人物紹介 お由美 ……三右衛門の妻。昔出した恋文で新五 […]
こちらもchieさんリクエストということでお送りいたしますが、 樅の木は残った、に登場した亀千代君。当時は幼少だったわけですが、物語が終わった後も、この人の人生はあったわけで、山本周五郎先生、1938年(昭和13年)3月『婦人倶楽部』 […]
長岡藩随一の俊才で、若殿の信頼も厚かった男——織田久之助はしかし 鬼頭図書に出会ったことで、すっかり人が変わってしまう。英才ぶりは影を潜め、起居動作も、鈍くなってしまった。彼の才能は若くして涸れてしまったのか? 1945年(昭和20年) […]