- 2025年11月25日
- 2025年11月25日
納言恭平著 七之助捕物帳 『第三十九巻、裏店仁義』 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房
強欲で知られる高利貸し「こぶ万」のもとに届いた一通の脅迫状。 人質に取られたのは、愛妾が可愛がっている「三毛猫」 「身代金五十両を出さねば、猫の耳と尻尾を切り落とす」 世間体を気にするこぶ万から内密の依頼を受けた御用聞き・七之助。 たかが猫泥 […]
強欲で知られる高利貸し「こぶ万」のもとに届いた一通の脅迫状。 人質に取られたのは、愛妾が可愛がっている「三毛猫」 「身代金五十両を出さねば、猫の耳と尻尾を切り落とす」 世間体を気にするこぶ万から内密の依頼を受けた御用聞き・七之助。 たかが猫泥 […]
■あらすじ 巣鴨の商家「梅の屋」で、跡取り娘の姉・お袖が毒殺された。現場には妹・お君の「赤い扱帯(しごきおび)」が巻き付けられており、妹に殺害の容疑がかかってしまう。 無実を訴えるお君を救うため、平次は捜査に乗り出すが、やがて第二の殺人が発生し… […]
「おたは嫌いだ」――若侍の津由木門太にとって、幼馴染の「おた(双葉)」は、あまりに親しすぎて、妹のようにしか思えない存在。 姉からおたとの縁談をしつこく断る門太は、あろうことか「酒豪で怪力の娘」を屋敷に送り込み、この話を破談にしようと画策する。 […]