1957年(昭和32年)10月 『文藝春秋』発表作品
吉村弥十郎のもとにまいこんだ三通の不可思議な手紙。彼に思いを寄せる娘に、ひそかにあってもらいたい、とあった。婚約を控えた彼は、ためしにあってみることにするが。
■新潮文庫「日々平安」再生リスト。
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■登場人物紹介
吉村 弥十郎……伊与二郎の子。謎の娘千夜と会う。
吉村伊与二郎……中老。弥十郎に父。
さ と 女 ……弥十郎の母。
小 三 郎 ……弥十郎の弟。
み は る ……弥十郎の妹。
小島 靫負 ……みはるの夫。
信濃守 政利……藩主。
岡島 梅蔭 ……藩の儒者。
北 島 ……留守役。
ゆ き ……千夜の乳母。
千 夜 ……謎の娘。弥十郎と契りを結ぶ。
ひ な ……奈奈の方。政利の側室。
秀木 剛助 ……弥十郎の友人。次席家老の子。
伊沢 新五郎……弥十郎の友人。側用人の子。
亀 丸 ……政利とひなとの子。
す み ……茶屋「川西」の女主人。
お 秋 ……「川西」の女中。
お し ん ……茶屋「中村座」の女中。
■用語集
藩儒……ハンジュ・藩主に仕えた儒学者
清絹……スズシ・
大幅……タイフク・大きな掛け軸
世子……セイシ・貴人の跡継ぎ
■目次
0:00 屏風はたたまれた 一
1:33 屏風はたたまれた 二
10:19 屏風はたたまれた 三
16:22 屏風はたたまれた 四
23:35 屏風はたたまれた 五
31:49 屏風はたたまれた 六
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