【朗読】山本周五郎『契りきぬ 2024.ver』 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房

昭和二十四年発表。ドラマ・演劇になったこともある名作

 災害による父と兄の死、そして母と相次いでなくなり、借金のため、娼家に身を落としたおなつ。

 彼女は運命を変えるために、行動を起こすのだが。

 たくましく生きようとする女性の姿を描いた 山本周五郎の好短編です。

■登場人物紹介
おなつ……元は隣藩の足軽の娘だった。娼家「みよし」に働く。
北原精之助……女嫌いと噂される侍。
おてつ……「みよし」の女主人。
お菊……「みよし」の妓。
宗田茂吉……おなつの父。足軽。
宗田市之丞……おなつの兄。
仁兵衛……北原家の下僕。
かね……仁兵衛の妻。
伊代……北原家の家政の束ね役。乳母。
衣巻大学……精之助の友人。
三枝内記……精之助の叔父。
茂平……いねの夫。宿屋「むろい」の主人。
いね……おてつの叔母。おなつの世話をする。
鷹二郎……おなつの子。
角屋市兵衛……越前の絹物商。おなつを助ける。

■用語集
食傷……ショクショウ・同じものが続くことで飽きて嫌になること。特に、食べ物や話題が繰り返されて嫌気がさすことを指す。

娼家……ショウカ・遊女や娼婦がいる家、特に遊郭や売春宿を指す。

あこぎ……非常に欲深く、利己的な行動をすること。強欲で卑しいさま。

挙措……キョソ・言動や動作、振る舞いのこと。特に、行動や身のこなしを指す。

地雨……ジアメ・穏やかに長時間降り続く雨。激しい降り方をしない、しとしととした雨。

簾戸……スド・簾(すだれ)が取り付けられた戸。風通しを良くしつつ、日差しを遮るために用いられる。

二布……ふたの・女性の下帯(腰巻)のこと

おつかっつ……ほとんど同時であるさま。 遅速の差がほとんどないさま。 優劣がないさま。

音曲……オンギョク・音楽や歌、特に日本の伝統的な音楽や演奏、歌舞伎などで演じられる楽曲を指す。

ごまめ……ゴマメ・小さな魚、特にカタクチイワシなどの稚魚。乾燥させて食べることが多い。転じて、小さくて取るに足らないものや人物のたとえとしても使われる。

淙々……ソウソウ・水がさわやかに流れる音。川や小川のせせらぎの音を表現する擬音語。

お七夜……オシチヤ・生まれた赤ん坊の命名式を行う生後7日目の祝いのこと。親族が集まり、名前を正式に決める行事。

揺曳……ヨウエイ・物が風に揺れながらたなびくこと。転じて、余韻や影響が長く続くことを指すこともある。

日切……ヒギリ・一定の期限や締め切りのこと。「日切り」とも書き、特定の日付や期日を指す。

贖罪……ショクザイ・自分の罪を償うこと。犯した罪や過ちを償い、許しを求める行為や態度を指す。

■この動画の目次
0:00 契りきぬ 一の一
12:17 契りきぬ 一の二
24:10 契りきぬ 一の三
36:22 契りきぬ 二の一
48:40 契りきぬ 二の二
55:50 契りきぬ 三の一
1:02:05 契りきぬ 三の二
1:12:49 契りきぬ 四の一
1:26:52 契りきぬ 四の二
1:39:15 契りきぬ 四の三

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