【人情朗読 山本周五郎】友情物語 詰め合わせ『饒舌り過ぎる/泥棒と若殿/秋の駕籠』2023ver. ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房

 

一、饒舌り過ぎる (おさん収録)
 1962年(昭和37年)2月 『オール読物』掲載。
 土田正三郎と、小野十太夫は、周囲もうらやむ親友同士。惚れる女もおなじになるぐらい息がぴったり合っていた。だが、十太夫の臨終にさいして、正三郎は会いにいくことをしない。亡き友にしめした真心がひかる山本周五郎の傑作短編です!

※こちらはすべて新たに撮り下ろしたもので、再利用コンテンツではございません。

■登場人物の紹介
小野 十太夫……近習頭。剣術道場師範。正三郎とは大の親友。
土田 正三郎……奉行職記録所頭取心得。十太夫とは大の親友。

篠原 しのぶ……城代家老の姪。正三郎の妻。
す ず   ……正三郎の娘。
鶴 之 助 ……正三郎の息子。
安川 大蔵 ……剣術道場の次席師範。
し づ   ……安川の妹。十太夫の妻。十太夫と正三郎に好かれる。

土田 正兵衛……中老。正三郎の父。
せ い   ……十太夫の母。
亀 二 郎 ……十太夫の弟。
小 十 郎 ……十太夫の子。
な ほ   ……正三郎の母。
安川 伊四郎……大蔵の末弟。

忍田 外記 ……城代家老。
柳川又左衛門……前の剣術師範。
お わ か ……料理茶屋「桝平」の女中。
お み の ……「桝平」の長女。十太夫と正三郎に好かれる。
お き ぬ ……「桝平」の二女。
お し ん ……「桝平」の三女。
北園 勝兵衛……納戸役。
北園 勝之丞……勝兵衛の長男。
菊 乃   ……勝兵衛の娘。十太夫と正三郎に好かれる。
加地 宗兵衛……頭取。正三郎の上司。
篠原 頼母 ……しのぶの兄。
留 吉   ……飲屋「よし野」の主人。
お い せ ……留吉の女房。
矢野五郎兵衛……正三郎の母方の外祖父。
桂 慈 石 ……医師。
阿部 甫悠 ……医師。

■用語集
秘手……ヒシュ・奥義
平生……ヘイゼイ・ふだん、いつも
小酒宴……コザカモリ
子福者……コブクシャ・多くの子供に恵まれて幸せな人
下血……ゲケツ・疾患により、消化器官内に出た血液が肛門から出ること
誦経……ズキョウ・経文を声を出して読むこと
香華……コウゲ・仏前に供える香と花

■「一、饒舌り過ぎる」目次
0:00 「饒舌り過ぎる」一
13:06 「饒舌り過ぎる」二
26:25 「饒舌り過ぎる」三
38:54 「饒舌り過ぎる」四
51:35 「饒舌り過ぎる」五
1:03:27 「饒舌り過ぎる」六
1:17:10 「饒舌り過ぎる」七
1:31:21 「饒舌り過ぎる」八

二、泥棒と若殿 (人情裏長屋収録)
 1949年(昭和24年)12月 『講談倶楽部』発表作品
 藩主成豊が倒れたことで、成信はお家騒動に巻き込まれた。国元で廃墟に押し込められた成信は、まわりに人が居なくなる。米すらも届かない、現れるのは刺客ばかり。
 座して死を待つ成信だが、そんな廃墟と成信の元に現れたのは、新米の泥棒であった。

■登場人物
成  信 ……大名家の二男。お家騒動で幽閉されている。
伝 九 郎……不幸な泥棒。
大炊頭成豊……成信の父。藩主。
成  武 ……成信の兄。
滝沢図書助……江戸の筆頭家老。
梶田重右衛門……側用人。反滝沢派。
鮫島 平馬……梶田派の侍。
新  三 ……伝九郎の継父。七つの時、死去
吉 五 郎……古石場の人足。伝九郎を裏切る。
室久左衛門……藩の中老。

■用語集
細布……サイフ・綿織物の一つ。
常住(じょうじゅう)……いつもそこに住んでいること
盗泉……トウセン
厨口(くりやぐち)……台所の出入り口
古書院(こじょいん)……母屋から張り出した部屋。小さな書院。
重過(じゅうか)……重大な過ち
蟄居(ちっきょ)……武士の刑罰の一つ。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させた物。
杣道(そまみち)……細くてけわしい山路。
車力(しゃりき)……大八車などをひいて荷物を運搬するひと
待命(たいめい)……命令の出るのを待っていること。その地位を保ちながら、職務や任地が決まらないこと。
前栽(せんざい)……草木を植えた庭。または植え込みのこと。
気宇(きう)……心の持ち方。
おじゃん……火事が鎮火したときの半鐘の音からきた。物事が中途で駄目になること。

サブちゃんねる配信していたものと、音声は同じです。

■この動画の目次
1:39:10 泥棒と若殿 一
1:46:37 泥棒と若殿 二
1:53:26 泥棒と若殿 三
2:00:00 泥棒と若殿 四
2:08:01 泥棒と若殿 五
2:14:16 泥棒と若殿 六
2:21:17 泥棒と若殿 七
2:28:02 泥棒と若殿 八
2:34:59 泥棒と若殿 九
2:42:06 泥棒と若殿 十
2:49:35 泥棒と若殿 十一
 
三、秋の駕籠 (人情裏長屋収録)
1952年(昭和27年)12月 『講談倶楽部』掲載
 中次と六助は、無二の親友だが、よく仲違いもしてきた。へそ曲がりで不器用もので、本来なら孤独であったかもしれない二人が、またとない友人同士となり、ともに助けあう姿を描いた山本周五郎得意の滑稽譚!

◆登場人物紹介
中 次……六助と棒組の駕籠屋。
六 助……駕籠屋。中次の相方の親友。
金 助……居酒屋「魚金」の主人。
お 梅……金助の娘。中次を想っている。二人の仲を取り持つ。
おそめ……「魚金」の小女。
およの……「魚金」の小女。
与兵衛……家主。
五十平……山城屋。呉服商。中次と六助に箱根までの駕籠を頼む。
手 代……太物問屋「米村」。
同 心……ぺてん師紬屋藤吉を追う。

◆用語集
情合……ジョウアイ・思いやりや愛情
けんつく……荒々しく邪険に叱りつけること
妬心……トシン・ねたむこころ
雲助……クモスケ・江戸時代に、街道などで荷物運びや駕籠かきをしていた人。
銀流し……見かけ倒し、まがいもの。
正金……ショウキン・現金。

◆秋の駕籠 目次
2:57:10 秋の駕籠 一
3:08:10 秋の駕籠 二
3:17:14 秋の駕籠 三
3:27:13 秋の駕籠 四
3:37:46 秋の駕籠 五

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山本周五郎の長編はこちらです
https://www.youtube.com/watch?v=HGjbhb2x0Tw&list=PLbLffmEwTDppcuNWBi9S2xE09KMYIqMhE

半七捕物帳はこちらです
https://www.youtube.com/watch?v=iUobBtu-A4g&list=PLbLffmEwTDppu8wEkKJ4U1gfJyIrIuDVd

銭形平次捕物控はこちらです
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