【朗読】山本周五郎『花匂う 2026』【作業・睡眠用朗読】読み手七味春五郎 発行元丸竹書房

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ひやめし七選 第六弾
1948年(昭和23年)7月 『面白世界別冊』 艶書の元になった作品です。 「長い歳月を越えてようやく届く真実が、蜜柑の花の香りと結びついて胸に残る」秀作です。 ■あらすじ  親友の縁談を祝ったはずの瀬沼直弥は、その裏に隠された秘密を知っていた。  告げるべきか、黙るべきか。迷いの末に選んだ沈黙は、十五年という長い歳月を生む。  蜜柑の花の香りに導かれるように、すれ違った二人の心は、ようやく本当の言葉へたどり着く。  山本周五郎が描く、静かで痛切、そして最後にやさしく花開く大人の恋の物語。 📗登場人物一覧 瀬沼直弥(せぬま なおや)  主人公。三男坊の部屋住みで、温厚で争いを好まない性格。風土資料を蒐集しながら静かな日々を送る。多津への思いを長く胸の奥に秘め続ける。 庄田多津(しょうだ たつ)  直弥の幼なじみ。明るく快活で、幼いころから直弥と親しい。のちに矢部信一郎へ嫁ぐが、運命に翻弄される。 矢部信一郎(やべ しんいちろう)  直弥の親友。多津の夫となる人物。誠実に見えるが、結婚前に隠された過去を持つ。 竹富半兵衛(たけとみ はんべえ)  直弥の旧友。豪放で才覚があり、出世してゆく人物。直弥の価値を早くから見抜いている。物語後半の転機を担う重要人物。 兵庫(ひょうご)  直弥の長兄。家督を継ぐ兄。 孝之助(こうのすけ)  直弥の次兄。気の強い性格で、養子の件でも自分の意思を押し通す人物。 矢部真右衛門(やべ しんえもん)  信一郎の父。信一郎の死後、家督に関わる立場となる。 郁之助(いくのすけ)  矢部家に養子として入ったとされる若者。後に、その立場の真相が明らかになる。 ③用語集 部屋住(へやずみ)  家督を継がない息子が、独立せず家に留まって暮らす立場。 御庫奉行(おくらぶぎょう)  藩の米蔵や財政実務に関わる役職。 袷(あわせ)  裏地のついた着物。単衣に対する語。 襦袢(じゅばん)  着物の下に着る衣服。 芍薬(しゃくやく)  大輪の美しい花。作中では朝露をまとった印象的な花として登場。 庖丁方(ほうちょうかた)  料理や膳の調進を司る役目。 河正(かわしょう)  千代川河畔の料理茶屋。物語の重要な転換点となる場所。 風土資料(ふうどしりょう)  土地の伝承、古跡、産物、地理などを記した資料。直弥の生きがいでもある。 労咳(ろうがい)  昔の言い方で、結核性の病を指すことが多い。 喀血(かっけつ)  血を吐くこと。 逮夜(たいや)  法要の前夜に営まれる儀式。 国家老(こくがろう)  藩政の中枢を担う重職。 郡奉行(こおりぶぎょう)  領内の地方行政を担う役職。 ■目次 0:00 花匂う 一  15:21 花匂う 二 31:10 花匂う 三 47:32 花匂う 四 1:07:53 アフタートーク 「ひやめし倶楽部」 #音本 #山本周五郎 #短編 #朗読 #小説 #文学
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