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【朗読】山本周五郎『備前名弓伝 2026』【作業・睡眠用朗読】読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
【朗読】山本周五郎『備前名弓伝 2026』【作業・睡眠用朗読】読み手七味春五郎 発行元丸竹書房
■あらすじ 備前岡山藩に、青地三之丞という寡黙な弓の達人がいた。普段は「されば」としか答えず、的にも当てぬ変わり者と見られていたが、その内には、殺生を好まず、武道を見世物にしない深い信念があった。 ある日、広島藩主から贈られた猛狼を前に、岡山藩の名誉が危うくなる。三之丞はただ一矢で狼を射止め、藩主・池田光政の信頼を得る。しかし、その名声を妬んだ剣の達人・滝川幸之進との勝負をきっかけに、武道とは何か、忠義とは何かが鋭く問われていく。 静けさの底に、真の強さがある。山本周五郎らしい、人間の器量と武士道の本質を描いた名品です。 @sitiharu-tv 📚登場人物一覧 青地三之丞 備前岡山藩士。弓の達人。口数が少なく、何を聞かれても「されば」と答えるような寡黙な人物。殺生を嫌い、武芸を名誉や勝負のためではなく、主君への奉公のために修めている。物語の中心人物。 青地三左衛門 三之丞の伯父で後見人。「雷三左」と呼ばれるほど短気でせっかちな老人。三之丞の落ち着きぶりに苛立つが、心底では甥を案じている。 なつ 三左衛門の娘。三之丞の従妹。思いやり深く聡明な女性で、三之丞の本質をよく理解している。後に三之丞の妻となる。 池田光政 備前岡山藩主。文武に通じた名君。弓を好み、家臣の諫言にも耳を傾ける器量を持つ。三之丞の奥ゆかしい力量と人格を見抜いていく。 山川重郎左衛門 弓術師範。三之丞の才能を早くから見抜いていた人物。的に当てない三之丞を「道の極意を探っている」と評する。 浅野光晟 安芸広島藩主。参勤の途上で岡山城に立ち寄り、猛狼を贈って犬追い物を所望する。 森脇右門作 岡山藩の弓の名手。狼退治の射手に選ばれるが、狼を仕留められない。 赤川平五郎 狼退治の射手の一人。第一番に出るが、一の矢、二の矢とも外す。 要七之助 狼退治の射手の一人。赤川に続いて挑むが、やはり狼を仕留められない。 滝川幸之進 新参の藩士。一刀流の剣の達人。腕に自信があり、高慢で負けん気が強い。三之丞の名声を妬み、やがて破滅へ向かう。 伊木長門 気骨ある老臣。三之丞と滝川の口論を止めず、勝負へ進ませる。人物を見る眼を持つが、結果として事態を大きくする。 山内権左衛門・宮田兵庫・粕谷市郎兵衛・富永治左衛門 三之丞と滝川の勝負、また後の追討の検分役として関わる藩士たち。 📚用語集 備前の国 現在の岡山県東南部にあたる旧国名。物語の舞台は備前岡山藩。 食禄 武士が主君から与えられる俸禄。三之丞は三百石あまり。 お弓組 藩内で弓術を担当する武士の役職・組織。弓の技量に優れた者が勤める。 巻藁 弓の稽古に使う藁を巻いた的。近距離で射形や弦音を鍛える。 絃音 弓を放った時に弦が鳴る音。作中では、射手の気質や力量が音に表れるものとして描かれる。 鷹狩り 鷹を使って鳥獣を捕らえる武家の狩猟。娯楽であると同時に武芸・権威の象徴でもあった。 雁の吸物 雁肉を使った吸物。ただし人数が多いため、実際には牛蒡だけの椀もあった。三之丞はこれを皮肉って「牛蒡狩り」と言う。 犬追い物 本来は犬を放って騎馬で射る武芸。作中では狼を放ち、馬上から弓で仕留める見世物的な試みとして描かれる。 命矢 一の矢の次に控える二の矢。弓の作法として、失敗に備えて持つ矢。 一刀流 剣術流派の一つ。滝川幸之進はこの剣法の達人として登場する。 鉄砲的場 鉄砲の射撃訓練をする場所。三之丞と滝川の勝負の舞台になる。 草鹿 鹿の首をかたどった弓の的。儀礼的・古式の弓術で用いられる。 五人張り 非常に強い弓。五人がかりで張るほど強い、という意味の表現。 御秘蔵人 主君から特に信頼され、重んじられる家臣。三之丞は後に光政の御秘蔵人と呼ばれる。 📚目次 0:00 備前名弓伝 一 10:57 備前名弓伝 二 20:24 備前名弓伝 三 40:47 備前名弓伝 四 51:54 備前名弓伝 五 58:42 備前名弓伝 六 1:07:45 備前名弓伝 七 1:19:34 備前名弓伝 八 📚再生リストもご利用ください 唄本 山本周五郎
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