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📖 作品紹介

炎の夜、むさし屋の寮が焼け落ち、親子三人が死んだとされる。しかし江戸ではその後、かつておそのと関わった男たちが相次いで死に、枕元には赤い椿の花びらが一枚残される。町方与力・青木千之助は、椿の花片を追いながら、事件の奥にある一人の娘の悲しみへ近づいていく。

📚 各巻ガイド

五瓣の椿|娘のままで、赤い椿に宿る祈り

第1巻

五瓣の椿|娘のままで、赤い椿に宿る祈り

📗 山本周五郎『五瓣の椿』全編

炎の夜、死んだはずの娘がいた。現場に残るのは、赤い椿の花びら一枚。父を愛しすぎた娘が、法では裁けぬ罪に立ち向かった哀切な復讐譚です。

🎙 赤い椿、父娘愛、法では裁けない罪、江戸の町方捜査、そして主題歌『娘のままで』が重なる長編朗読。

登場人物:おしの、喜兵衛、おその、徳次郎、嘉助、青木千之助、丸梅源次郎、海野得石、岸沢蝶太夫ほか

五瓣の椿主題歌 ミュージックビデオ 「娘のままで」

第2巻

五瓣の椿主題歌 ミュージックビデオ 「娘のままで」

・愛する父のため、娘は夜叉となる。美しくも哀しき連続殺人劇。・血の穢れは、血でしか濯げない。——山本周五郎が描く、情念と復讐の傑作サスペンス。・赤い椿が落ちる時、また一人の男が死ぬ。哀しき宿命を背負った女の物語。・娘のままで、逝かせてください。父への絶対的な愛が生んだ、哀しき殺人鬼の悲劇。

🎙 ♪血の穢れを浄化する、哀しき懺悔の子守唄『娘のままで』五瓣の椿 主題歌山本周五郎の名作時代ミステリー「五瓣の椿」その主題歌になります。

登場人物:おしの

主題歌『娘のままで』|おしのの懺悔と祈り ShortVersion

第3巻

主題歌『娘のままで』|おしのの懺悔と祈り ShortVersion

📗 主題歌『娘のままで』

『五辯の椿』の余韻を歌にした主題歌ショート動画。父にもう一度会いたい、ただの娘だったと知ってほしい――おしのの懺悔と祈りを描きます。

🎙 朗読後の余韻を広げる主題歌。赤い椿、父の手、書き置き、桜を見ない娘というモチーフを歌詞に反映。

登場人物:おしの、喜兵衛

🎙 聴きどころ

病床の父を看病するおしのの静かな愛、母への失望、赤い椿に込められた懺悔と供養、町方与力・青木千之助の捜査、江戸の商家・芝居町・料理茶屋の空気が聴きどころです。朗読後には、主題歌『娘のままで』の余韻もあわせてお楽しみください。

📜 物語年表

天保五年/本所・白河端のむさし屋寮炎上/赤い椿の花びらが残る連続事件/町方与力・青木千之助の捜査/おしのの出生と父娘の真実/主題歌『娘のままで』

⚔ 登場人物

おしの

主人公/むさし屋の一人娘

日本橋本石町の老舗薬種屋「むさし屋」の一人娘。明けて十八歳ほど。静かで美しく、父・喜兵衛を深く慕っています。父の病を献身的に看病しますが、母の裏切りと出生の秘密を知ったことで、悲劇の道へ踏み出します。別名として「おりう」「おみの」「倫」などを名乗ります。

喜兵衛

むさし屋の主人

もとは奉公人から婿養子に入り、商売一筋で店を大きくした実直な男。病に冒されながらも店を離れようとせず、娘のおしのを何より大切にしています。幼いころ見た山椿を懐かしむ姿が、物語全体の象徴になります。

おその

喜兵衛の妻/おしのの母

むさし屋の家付き娘。美貌を持ち、芝居、芸事、遊興を好む女性。夫の病を避け、亀戸の寮で暮らします。おしのにとっては母でありながら、最も深い失望を与える存在です。

徳次郎

むさし屋の手代

若いながら誠実で、喜兵衛からおしのの将来を託されます。喜兵衛が密かに蓄えていた金のことも知らされており、おしのを案じ続けます。

嘉助

むさし屋の番頭

店を支える実直な人物。喜兵衛の病状や店の事情をよく知る立場にあります。

おまさ

亀戸の寮の下女

亀戸の寮に住み込む下女。おそのの生活ぶりを知る人物。寮の火事のあと、町方の訊問に答えます。

横山参得

医師

喜兵衛のかかりつけ医。病状の重さをおしのに伝え、店ではなく寮で静養させるよう勧めます。

島村東蔵

中村座の若手女形

おそのとの関係を疑われますが、実際にはおそのと距離を置いており、おしのに真相の一部を告げます。

菊太郎

元子役

おそのと深い関係を持ち、亀戸の寮に出入りしていた若い男。おしのの母への絶望を決定的にする人物です。

岸沢蝶太夫

常磐津・岸沢系の芸人

女癖が悪く、おそのとも関係がありました。おしのは「おりう」と名乗って近づきます。

むささびの六助

ならず者

過去に蝶太夫の依頼で仲次郎を傷つけた人物。蝶太夫の過去を暴く場面で登場します。

仲次郎

三味線の名手だった男

かつて三味線の名手だった男。蝶太夫の策謀により腕を傷つけられ、落魄した人物。おしのは彼に金を渡し、再起の道を与えようとします。

海野得石

医者

いかがわしい治療や金貸し、料理茶屋・宿屋経営などで利益を得る人物。おそのとも過去に関わりがあります。

おくに

海野得石の妻

良人の不実と悪事に苦しみ、得石の過去を語る存在です。

丸梅源次郎

袋物問屋「丸梅」の主人

日本橋よろず町の袋物問屋「丸梅」の主人。おしのの出生に関わる重要人物。物語終盤で、おしのと対峙します。

青木千之助

町方与力

赤い椿の花びらを残す連続事件を追う人物。事件の真相に迫るにつれ、おしのの心の闇と悲しみに触れていきます。

米沢作馬

同心

千之助に事件の報告を入れ、捜査に関わります。

井田十兵衛

町方の関係者

事件現場で千之助を補佐します。

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📌 関連作品

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