七味春五郎

  • ミッチとネッチ

    こちらは、子どもの頃に書いた作品のひとつです。小学生から、高校の途中までの作品は、大学ノートに書いていたので、…
  • 浮幽士シバ

     これを書いたのは、十代後半だったんでしょうか?  ワープロのおかげで原稿が残っております。スララで書いたんで…
  • 講釈西遊記

    講釈西遊記  一九九五年頃の作品  それは、世界がはじまって間もないころであった。  大海の直中には、須弥山と…
  • ファイヤーボーイズ

    ○   1 「文吾お。なんだこの申し送り書は!」  長谷野辺出張時の所長、高橋は、書類を大きく振って、文吾をど…
  • 人斬り仁右衛門

    「おとう」  そう呼ばれたとき、甚右衛門はさぞ戸惑ったにちがいない。  童がいる。奇妙な童だった。年は六つか七…
  • 奥州二代目彦六一家

     おーい、彦六 奥州遊侠藩の御城下、高田小牧通りに彦六一家の屋敷はあった。 一家の長、彦六が死んだのは、今年の…
  • ホラーハウス

    序  その小さな家は、昔からわたしの住む町に建っていた。  大人たちは誰もその家を気にしなかった。目にとまるこ…
  • ねじまげ世界の冒険 冒頭チラ見せ

    第一部 おまもりさま 章前 二〇二〇年 梅雨     一  また、あの夢だ。  彼女は布団の重みを感じ、かっと…

サイトトップ > 七味春五郎