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2019年9月26日

  • 2019年9月26日

新選組八犬伝の大石鍬次郎

第一輯にして、大石鍬次郎の登場です。 父親は、大石捨次郎。一橋家家臣。 事情(女性問題とも)により、生家を飛び出した大石は、日野の大工、鈴木亀吉という棟梁さんについていました。 そのとき、佐藤彦五郎の屋敷の普請に関わった縁で、天然理心流を学びはじめた […]

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新選組八犬伝における、沖田総司の周辺事情

江戸での沖田総司は、千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で療養していたそうです。両親を幼くして亡くし、母親代わりとなって育ててくれた姉ミツも、夫林太郎とともに、庄内藩に去った後です。史実では、総司を看取った家族はいなかったようです。 新撰組八犬伝では、病床の沖田 […]

  • 2019年9月26日
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新撰組八犬伝 新撰組の保護者 小島鹿之助

近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。 小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。 […]

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  • 2020年2月24日

浮幽士 司馬

 これを書いたのは、十代後半だったんでしょうか? ワープロのおかげで原稿が残っております。スララで書いたんですかね。メーカーも思い出せませんが、パソコン用にデータを変換する機能がついておりまして、おかげで原稿が残っております。  皇兄を殺害した父を追 […]

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  • 2020年2月24日

ナーシェルと不思議な仲間たち

 ドードー鳥はデヨニール三世にとられてしまった。ナーシェルは生まれた時から一緒だった友だちがいなくなって、さびしいらしい。  ナーシェルたちだけでは、とても森はぬけられそうになかった。どこかで足をふみはずして、濁流におちこんでおしまいである。   みんながだまりはじめてしまったとき、  「うおー、うおー!」  なにやら腹の底にひびくような声がとどろいてきた。 「家政婦長が飯をつくってるんだよ」  とトラビスが説明した。  飯をつくるのに、なんでほえるんだ? と、ナーシェルたちはおもったが、あの家政婦長ならやりそうだった。なにせきちがいなのだから……。