- 2019年9月26日
新選組八犬伝の大石鍬次郎
第一輯にして、大石鍬次郎の登場です。 父親は、大石捨次郎。一橋家家臣。 事情(女性問題とも)により、生家を飛び出した大石は、日野の大工、鈴木亀吉という棟梁さんについていました。 そのとき、佐藤彦五郎の屋敷の普請に関わった縁で、天然理心流を学びはじめた […]
第一輯にして、大石鍬次郎の登場です。 父親は、大石捨次郎。一橋家家臣。 事情(女性問題とも)により、生家を飛び出した大石は、日野の大工、鈴木亀吉という棟梁さんについていました。 そのとき、佐藤彦五郎の屋敷の普請に関わった縁で、天然理心流を学びはじめた […]
江戸での沖田総司は、千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で療養していたそうです。両親を幼くして亡くし、母親代わりとなって育ててくれた姉ミツも、夫林太郎とともに、庄内藩に去った後です。史実では、総司を看取った家族はいなかったようです。 新撰組八犬伝では、病床の沖田 […]
近藤勇のもう一人の義兄弟に、小島鹿之助という人がいます。 小野路村の名主だった人で、近藤周助の門人。新撰組のパトロンにもなりました。ちなみに、土方歳三の親戚です。佐藤彦五郎とも義兄弟の契りをかわしていますが、天然理心流というつながりもあるのですね。 […]
ドードー鳥はデヨニール三世にとられてしまった。ナーシェルは生まれた時から一緒だった友だちがいなくなって、さびしいらしい。 ナーシェルたちだけでは、とても森はぬけられそうになかった。どこかで足をふみはずして、濁流におちこんでおしまいである。 みんながだまりはじめてしまったとき、 「うおー、うおー!」 なにやら腹の底にひびくような声がとどろいてきた。 「家政婦長が飯をつくってるんだよ」 とトラビスが説明した。 飯をつくるのに、なんでほえるんだ? と、ナーシェルたちはおもったが、あの家政婦長ならやりそうだった。なにせきちがいなのだから……。